嵐の二宮和也（２７）が５日、東京・六本木で主演映画「大奥」（１０月１日公開）のクランクアップ報告会見を行った。男女の役割が逆転した設定で女将軍に仕える役どころの二宮は「そもそもジャニーズ事務所が男女逆転、大奥みたいなところですから」と仰天発言。さらに共演の俳優・中村蒼（１９）との“同性愛キスシーン”の撮影秘話を楽しそうに明かすなど、爆笑トークでこん身作をＰＲした。
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映画は人気コミックの映像化で、男性が激減した江戸で、女将軍・吉宗（柴咲コウ）と、男性ばかり３０００人で作られた大奥の愛憎を描く。
時代劇初挑戦で、大奥に上がった武士・水野祐之進を演じた二宮だが、男女が逆転した難しい設定にも涼しい表情。「僕の中ですごく置き換えやすくて。そもそも、ジャニーズ事務所は、男女逆転大奥みたいなところ。嵐もお中ろう（大奥に仕える女中）みたいなので、すんなりできました」と所属事務所を例に独自の視点を披露した。
さらに自身の男女の価値観を披露し、「強い女性にはただひれ伏すのみなので…。（女将軍のような）強い女性がいたら男は何も言えないんだろうな」と草食ぶりを明かし、女性に逆転したら何がしたいと問われると、「出産です！出産すると強くなるっていうし…」とポロリ。日ごろの骨太青年ぶりとは打って変わったあまりのオトメンぶりに、会場には微妙な空気が漂った。
劇中では、中村と同性愛ラブシーンも繰り広げており、その“感触”には「非常に柔らかく、温かかった」と回想。「２７歳のオジサンが若手にグイグイいくのが申し訳ないなと…。でも台本に書いてあることだから、４回か５回…そのたびに謝ってました」と撮影秘話を告白し、相手役の中村は「僕もいい感じで…」と笑わせた。
ほかに堀北真希（２１）、関ジャニ∞の大倉忠義（２５）、玉木宏（３０）、阿部サダヲ（４０）、和久井映見（３９）ら。