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藤川優里氏＆小泉進次郎氏“七夕合体”だ (2/2ページ)
アツい選挙戦も終盤の７日、自民党の「彦星」と「織姫」が青森で出会う。自民党青森県連は進次郎氏について「弘前と青森の２カ所で演説する」と説明。青森選挙区から出馬の山崎力氏の応援に立つ予定だ。
その山崎氏の選挙戦では、保守系会派「自由民主クラブ」に所属する藤川優里八戸市議が応援。同県連は「藤川氏が来るかは未定」としたが、関係者は「藤川氏が駆けつけ、進次郎氏とツーショットになる可能性は高い」という“サプライズ演出”を明かした。
進次郎氏はイケメンに加え、父、小泉純一郎元首相譲りの歯切れの良い演説で遊説に全国引っ張りダコ。公示後はこれまで大阪や東京など計６カ所を回り、自民党のＣＭにも出演している。
一方、２００７年に初当選した藤川氏は、美人（すぎる）に加えて地道な市議活動が評価され、政権奪取を目指す自民党が、参院選への擁立に動いた。だが、「地方自治に専念したい」と断ったことで、逆に地元では人気急上昇中という。
自民党にとって、若手有望株の２人は今年３月、同党の若返りキャンペーン「ＪＩＭＩＮ ＮＥＸＴ」で青森と八戸で初めて、ツーショットの街頭演説を敢行。地方活性化を訴え、２カ所で約１８００人を集める人気ぶりを見せつけた。
進次郎氏と藤川氏にとって、青森の参院選には“因縁”がある。前回０７年では、年金記録問題で自民党が大逆風の中、純一郎氏が満を持して青森入りしたが、前職の山崎氏は落選。その山崎氏を、まだ“全国区”ではなかった藤川氏も応援していた。
今回の選挙戦で山崎氏は民主党の新人、波多野里奈氏（３７）らと接戦を演じている。自民党青森県連関係者は「２人がそろって登場してくれれば、都市部の浮動票を一気に取り込むことができる」。進次郎氏と藤川氏。七夕の日に実現する可能性大の“最強合体”に願いを込める。