寮長・保谷俊夫さん、告別式…イチローから弔電も
3日に脳幹出血で急死したオリックス球団本部管理部育成グループ副部長で、青濤館寮長の保谷俊夫(ほうや・としお)さん(享年62)の告別式が5日、宝塚市内の斎場でしめやかに営まれた。
オリックスの西名弘明球団社長はじめ、岡田彰布監督、山田久志OB会長、多くの選手に加え、阪神の山口高志投手コーチら175人が参列した。誰もがありし日の姿を思い出し故人をしのぶとともに、冥福を祈った。
またオフシーズンには青濤館で自主トレを続けていたマリナーズ・イチローからは「アメリカに滞在しているためにお別れのあいさつに伺えませんが、異国の地より心からご冥福をお祈りいたします」との弔電が届けられた。
そして村山球団本部長は、縁の下の力持ちとしてチームを支えた保谷氏に今季の優勝を誓った。「みんな一丸となって乗り越えないといけない。お酒が好きな方だった。シーズン後にはいい報告をして美酒を供えたい」。最後は日高選手会長、北川や後藤らがひつぎを抱え、別れを告げた。
[ 2010年7月6日付 ]
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