口てい疫 宮崎市で感染の疑い
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口てい疫 宮崎市で感染の疑い

7月5日 4時11分

宮崎市で、4日、新たに口てい疫に感染した疑いのある牛1頭が見つかりました。宮崎県内での発生は先月18日以来ありませんでしたが、口てい疫の終息までにはさらに時間がかかる見通しとなりました。

宮崎県によりますと、4日、宮崎市内の畜産農家の牛1頭に、よだれや口の中のただれなど、口てい疫のような症状が出ているのが見つかりました。宮崎県などでは、感染の疑いがあると判断し、遺伝子検査の結果を待たずに直ちに同じ農場で飼育されている牛16頭を処分することになりました。県内では、先月18日以来、口てい疫に感染した疑いのある家畜は見つからず、感染拡大防止のために進められた27万頭余りの家畜の処分も5日前にようやく終わったところでした。このため、宮崎県は、早ければ今月16日にも県内全域で家畜の移動制限などを解除できるという見通しを示していましたが、今回の発生によって、今月下旬以降に先送りされることになりました。さらに、今月1日に非常事態宣言を一部で解除したことについても、見直しを含めて検討したいとしています。