首相 口てい疫対策の徹底指示
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首相 口てい疫対策の徹底指示

7月6日 14時29分

今月4日、宮崎市で新たに口てい疫の感染の疑いがある牛が見つかったことを受けて、政府は対策本部を開き、菅総理大臣は、今後、新たな発生があった場合も迅速に処分を進め、感染の拡大を最小限に防ぐよう対策の徹底を指示しました。

政府は、先月18日以来発生していなかった口てい疫の感染が4日見つかったことを受けて6日、口てい疫の対策本部の会議を開きました。この中で菅総理大臣は「引き続き、気を緩めることなく消毒を徹底してほしい。新たな発生があった場合は、直ちに処分を行えるよう万全の対応をお願いしたい」と述べ、対策の徹底を指示しました。また、6日の会議では、新たに感染が発生した場合に備え、農林水産省と都道府県が協力して初動対応を行う緊急支援チームの設置を検討することが報告されました。これについて山田農林水産大臣は閣議のあとの記者会見で「まだ予断を許さない状況だが、異常な家畜を見つけたら迅速な処分をすれば感染は拡大しない」と述べ、異常な家畜が見つかった場合には24時間以内に処分する方針を徹底する考えを示しました。