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去年、福岡市の油山観音から、国の重要文化財の仏像を盗んだとされる男に対し福岡地裁は、懲役2年4か月の実刑判決を言い渡しました。
窃盗の罪などに問われているのは、福岡市早良区の会社員・中村達也被告です。
判決などによりますと、中村被告は去年10月、ほかの男4人と共謀して福岡市城南区の油山観音の本堂に侵入し、国の重要文化財・木造聖観音坐像を盗みました。
きょうの公判で福岡地裁の松下潔裁判官は、「地域や信者の信仰の対象になっている国の重要文化財を盗んだ罪は重大で、被告は少なくとも5万円の分け前をもらっている。また、窃盗の前科があり、常習性が認められる」と述べ、中村被告に懲役2年4か月の実刑判決を言い渡しました。
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