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田植えのシーズンを迎え福岡県朝倉市では、水田を潤す夏の風物詩・三連水車がけさから回り始めました。
筑後川から水を引き込む朝倉市の山田井堰ではけさ、神事に続いて水門が開かれ、堀川用水に水が流れ込みました。
およそ15分後、1.5キロ下流にある三連水車にも水が届き、大きいもので直径がおよそ4.8メートルある木製の3つの輪がゆっくりと回り始め、見学に訪れた子供たちから歓声があがりました。
水不足に苦しんでいた筑後川右岸の農地を潤すため、およそ210年前に造られたこの三連水車は、実際に稼働する水車では国内で最も古いとされ、国の史跡に指定されています。
毎秒6トンの水をくみ上げながら力強く回転する姿は「田んぼのSL」とも呼ばれ、夏の風物詩になっていて、コメの収穫を迎える10月まで回り続けます。
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