宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、小惑星探査機「はやぶさ」のカプセル内に直径1ミリメートルほどの肉眼で確認できる微粒子十数個と、同10マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルほどの微粒子2個を顕微鏡で確認したと発表した。分析はまだ一部で、今後粒子の数は増える可能性がある。ただ、微粒子が地球由来のものか、小惑星「イトカワ」由来のものかは不明だ。
JAXAの川口淳一郎・はやぶさプロジェクトマネージャらが会見で明らかにした。「現段階で起源が分かるものではない」とし、1粒ずつ慎重にガラス容器に移して調べるという。
微粒子が見つかったのは、はやぶさのカプセル内にある「サンプルコンテナ」という直径約10センチメートルの筒状の容器とさらに内側にある「サンプルキャッチャ」部分。コンテナには肉眼で確認できる大きさの粒子が10数個あった。サンプルキャッチャは2部屋に分かれており、一方の部屋の一部分を顕微鏡で観察、2個の微粒子を確認した。
いずれの微粒子もロケット打ち上げ時やカプセル組み立ての際に混入した可能性がある。イトカワ由来か確定するには数カ月かかるという。
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