野球賭博 大嶽親方「3年前から頻繁に」 常習の可能性
6月29日15時0分配信 毎日新聞
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大嶽親方=東京都江東区で2010年6月17日、石井諭撮影 |
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関係者によると、佐渡ケ嶽部屋と阿武松部屋が同じ一門の縁で、同部屋の床山(29)が琴光喜関のまげを結っていた。床山は既に元幕下力士の下で野球賭博の仲介をしており、琴光喜関を誘ったという。
さらに、琴光喜関はもともと親交の深かった大嶽親方を誘い、大嶽親方は07年ごろから野球賭博をするようになった。大嶽親方は琴光喜関に試合の勝敗予想を携帯電話で伝え、琴光喜関は自分の賭け分と合わせて床山に発注していた。賭け金は琴光喜関が立て替え当初は1回当たり1万〜2万円だったが、20万〜50万円にエスカレートしていったという。
日本相撲協会の外部有識者による特別調査委員会は28日、「琴光喜関の賭け金の大半は大嶽親方のもので、実質的に琴光喜関が金を貸していた」と結論付けた。
一方、仲介役の元幕下力士は06年5月の夏場所にけがで引退したが、床山を通じて集計した勝敗予想や賭け金を胴元に伝えていたとみられ、警視庁は背後に暴力団関係者がいた可能性があるとみて捜査している。【酒井祥宏、川崎桂吾】
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最終更新:6月29日15時0分
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