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“乱戦”模様!巣鴨商店街に各党候補者が集結

ラストサンデーで巣鴨地蔵通り商店街を練り歩いた谷亮子氏は、中畑清氏と遭遇。「オー!」と拳を突き上げ気合いを入れた
ラストサンデーで巣鴨地蔵通り商店街を練り歩いた谷亮子氏は、中畑清氏と遭遇。「オー!」と拳を突き上げ気合いを入れた
Photo By スポニチ

 参院選(11日投開票)に向け、ラストサンデーとなった4日、各党党首はテレビ討論や街頭演説で政策をアピールし、各候補者は繁華街などで支持を訴えた。中でも「高齢者の原宿」と言われる東京・巣鴨には、民主党比例代表候補の柔道女子五輪金メダリスト谷亮子氏(34)ら著名人候補が集結。縁日で普段より人出が多い全長約800メートルの商店街が、選挙ムード一色となった。

 巣鴨の地蔵通り商店街は、午前中から大小さまざまな党や候補者の街宣カーが入り口に並び、随所にのぼりが立つ“乱戦”。谷氏は午前10時半すぎに練り歩きを始め、もみくちゃになりながら20分ほど進むと、反対側から歩いてきたみんなの党比例代表候補で元日本テレビキャスター真山勇一氏(66)と鉢合わせ。真山氏から「お互い頑張りましょう」とエールを送られた。

 直後に、オレンジ色のTシャツを着た一団が接近。たちあがれ日本から比例代表に出馬した元巨人で野球評論家の中畑清氏(56)の陣営で、谷氏を見つけると、中畑氏から駆け寄ってハグ。谷氏のうちわ型のビラを「1つもらうよ!」と受け取り、「スポーツでこの国を変えていこうよ」と握手。そろって「オー!」と拳を突き上げた。

 さらに同じ民主党比例代表候補の八代英太元郵政相(73)からは「あなたの結婚式に行ったんだよ」と声を掛けられる場面も。新党改革の舛添要一代表からも「頑張って」と握手を求められた。谷氏は約50分ほどで商店街を後にしたが、「目が回るようでしたね」。中畑氏とは日頃から親交があり、「一緒に頑張っていきたい」と話すなど対決ムードはなかった。

 正午すぎには、国民新党の亀井静香代表が、プロレスラーの西村修氏(38)や作曲家の敏いとう氏(70)ら同党の比例代表候補を引き連れて登場。午後2時半には、自民党の谷垣禎一総裁も訪れ、「とげぬき地蔵尊 高岩寺」を参拝した。

 高岩寺は延命で知られ、連日多くの高齢者が訪れる。選挙の投票率が高い年齢層に支持を呼び掛けることができるため、選挙期間中は多くの候補者が集まる。特に、毎月「4」のつく日は縁日で普段よりも人出が多く、ラストサンデーと重なったこの日は、格好の訴えの場所となったようだ。

 江東区の主婦(73)は「いろいろな有名人に1日で会えて凄い。1票しかないからどうしよう」。一方で、横浜市の男性会社員(60)は「有名だからではなく、きちんと政策を見て投票したい」と冷静だった。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年07月05日 ]

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