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大嶽親方「自分がアホだから」…号泣の琴光喜

 「(自分が)アホだから」「社会人として頑張る」。4日、日本相撲協会が処分を決めた名古屋市内のホテル。解雇された大嶽親方(42)=元関脇貴闘力=はときに自嘲気味に話した。

 「陰ながら相撲にたずさわれるような男になりたい」。報道陣に囲まれた大嶽親方は「寂しいが、協会を批判することはない」「相撲人生に悔いはない」「社会人として頑張っていく」と話しながら、何度も「申し訳ない」と繰り返した。

 なぜ野球賭博をやめられなかったかと問われると、「アホだから。すみません」とわずかに笑みを浮かべたが、「自分はもう言えないが、みんなもう一回、相撲が良くなるように頑張って」と最後は声を振り絞った。

 現役大関で初めての解雇となった琴光喜関(34)は、理事会が続いていた午後3時半ごろにホテルを出た。手で何度も顔をぬぐいながら、「(相撲協会に)言いたいことは伝えたか」との問い掛けに、小さくうなずいて車に乗り込んだ。

 関係者によると、琴光喜関はその後、滞在先で号泣するなど、ショックの色が濃かった。師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)や相撲協会幹部から、記者会見に応じるように電話がきたが、「そういう気持ちになれない」と拒否し、ふさぎ込んだという。当面は名古屋近辺に滞在する見込み。

 自らも謹慎処分の佐渡ケ嶽親方は「厳しく指導してきたが力不足。申し訳ありません」。真っ赤に充血し涙がにじんだ目で謝罪した。「(琴光喜関は)第二の人生を頑張ってほしい。本人は『まだ心の整理がついてない』と言っていた」とうつむきがちに答えた。

 降格処分の時津風親方(元幕内時津海)。力士暴行死事件に続き2代続けての不祥事に「そのことも含めて頑張っていく。伝統ある部屋を守っていきたい」と硬い表情だった。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年07月04日 22:24 ]

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