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上手に選択「LED電球」 明るさ、重さ 白熱電球と違いも

7月6日7時56分配信 産経新聞

上手に選択「LED電球」 明るさ、重さ 白熱電球と違いも
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売り場に並ぶさまざまなLED電球。1つのLED電球を家のすべての部屋でつけてみると、明るさをイメージしやすいそうだ=東京都千代田区のビックカメラ有楽町店本館(写真:産経新聞)
 寿命が長く、電気代が安いLED(発光ダイオード)電球。省エネ意識の高まりと、白熱電球が再来年に原則生産中止になることから関心は高い。ただ、光の広がり方や重さなど従来の電球と違う点も多く、付け替える際は場所や用途をよく考慮して選びたい。(小川真由美)

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 ◆長く使う“家電”

 ビックカメラ有楽町店(東京都千代田区)では今年に入り、LED電球の販売個数が伸びている。4〜5月の大型連休では帰省の土産として、高齢の親に代わって電球を付け替えるためにまとめ買いする人が目立ったという。同店家電コーナーの中村広輔主任は「価格は高めだが、LED電球は長く使う“家電”だという意識が定着してきた」と話す。

 東京電力くらしのラボグループの山口絵美さんによると、LED電球を使う際は主に(1)明るさ(2)照明器具との相性(3)重さ−の3点に注意が必要だという。

 LED電球の明るさは、電球から出るすべての光量を示すルーメン(lm)で表示される。だが、光に照らされた面の明るさを表す一般的なルクス(lx)と違い、ルーメンは電球単体の明るさでしかない。さらに、一般的な住宅の照度基準のような統一規格がLED電球にはないため、実際に自宅で使ったときに暗く感じる可能性があるという。

 LED電球は直線的に光が進む。慣れないうちは、廊下や階段、トイレなど狭い空間から試してみる。また、同じ色調でも光源が違うと色味が微妙に異なるため、シャンデリアなどで白熱電球とLED電球などを混ぜて使わない方がよい。

 ◆使えないケースも

 浴室など水滴や湿度の高い場所、密閉型の照明、センサー付きや調光機能付きの照明器具ではLED電球が使えない場合がある。照明のデザインによっては電球が取り付けにくくなることもあり、長さや幅など電球自体の大きさにも注意が必要。また、電球の根元の光を反射させて明るさを出す照明カバーでは、電球部分が少ないLED電球は不向きなこともあるという。

 重さにも気を付けたい。例えば、一般的な白熱電球(60形、口金(くちがね)26ミリ)が32グラムなのに対し、同じ口金26ミリのLED電球は120グラムで、LED電球の方が重い。シャンデリアや電気スタンドなどは落下や転倒の恐れがあり、照明器具全体の重量も考慮する。

 LED電球購入の際は、付け替える部屋で使用している電球を持参するといいそうだ。山口さんは「ライフスタイルに合ったLED電球を選び、省エネで快適な明かりを楽しんでほしい」と話している。

 ■破損、保管で注意

 東芝ライテック(神奈川県横須賀市)によると、東芝製のLED電球は光る部分が樹脂カバー、回路部分はアルミでできているため、白熱電球や電球形蛍光ランプより傷が見えにくいことがある。見た目で異常がなくても電球を振り、内部でカラカラと音がしたら破損の可能性がある。電球を取り付け、光のちらつきがある場合も使用を中止する。高温多湿での保管は避け、使用前には口金部分がさびなど腐食していないか確認する。

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最終更新:7月6日10時6分

産経新聞

 

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