口蹄(こうてい)疫問題 山田農水相、ワクチン接種に不同意の農家の牛の殺処分を指示
宮崎県の口蹄(こうてい)疫の問題で、ワクチン接種に同意していない農家について、山田農水相は5日夜、この農家の牛を殺処分するよう東国原知事に指示したことを明らかにした。
高鍋町のこの農家の農場は、ワクチン接種の対象となる地域にあるが、種牛6頭の接種に同意していなかったため、県が6日を期限とする殺処分の勧告を出していた。
この問題について、山田農水相は5日夜、「特措法に基づいてやるしかない」と述べ、東国原知事に対して、強制的に牛を殺処分するよう指示したことを明らかにした。
特措法に基づいて、農水相が殺処分を指示するのは、初めてのこととなる。
(07/06 06:28)