ドラゴンゲート７・１１神戸ワールド記念ホール大会で吉野正人とのＶ４戦に臨むオープン・ザ・ドリームゲート王者のＹＡＭＡＴＯ（２８）が「ドラゲー総選挙」の実施プランをぶち上げた。

　今年３月にベルトを奪取したＹＡＭＡＴＯはこれまで、最強決定トーナメント「ＫＩＮＧ　ＯＦ　ＧＡＴＥ」覇者の鷹木信悟を含む猛者たちの挑戦をことごとく退けてきた。
　貫禄も漂い始めた若き王者は「年間最大イベントだからこそ、ここで勝って名実ともにトップになる」と息巻く。

　頂上決戦を制すればその後は挑戦者不足の事態も予測されるが、ＹＡＭＡＴＯは早くもそれを見越したかのような大胆な“改革案”を明かす。自身がこよなく愛するアイドルユニットＡＫＢ４８の恒例行事となった「総選挙」をドラゲーにも導入するというのだ。

「ガチでしょ、あれは…。でもまあこういう世界だから、我々も順番をつけるのは当たり前。俺以外のナンバー２を決めてくれって感じですね。俺が民意を問いますよ」。王者主導で所属全選手を対象としたファン投票を行い、投票上位者から順に挑戦者として指名していくシステムだ。
　くしくも神戸大会当日は参議院選挙が行われる日でもある。ＹＡＭＡＴＯは期日前投票で国民の義務をキッチリ果たす一方で、リング上では政治をつかさどるつもりだ。