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原坊ビッグサプライズ!桑田飛び入り!

 原由子(右)のソロライブに照れ隠し?で鎌倉名物・鳩サブレーのイラスト看板を手に登場した桑田佳祐=神奈川・鎌倉芸術館
 原由子(右)のソロライブに照れ隠し?で鎌倉名物・鳩サブレーのイラスト看板を手に登場した桑田佳祐=神奈川・鎌倉芸術館

 サザンオールスターズの原由子(53)が4日、神奈川県の鎌倉芸術館で19年ぶりのソロライブを行い、夫の桑田佳祐(54)が飛び入り参加した。サザンとは逆に、夫のサポートを受けた形の“婦唱夫随”に「いつも佳ちゃんに背中を押してもらえました。本当にありがとう」と感謝し、結婚29年目のおしどり夫婦ぶりも見せつけた。

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 “ハラ坊”がソロシンガー、原由子として19年ぶりに立ったソロステージに、桑田がサプライズ登場した。「いつでも夢を」をアンコールで歌い始めたハラ坊の横に突然、姿を見せ、夫婦で“チューチュートレインダンス”を敢行。予期しなかった夫婦パフォーマンスに会場から大歓声が上がった。

 わずか1曲のみの夫婦共演に桑田は「桑田じゃなくて本田。すいません出てきてしまいました」と“ケイスケ”つながりのワールドカップネタで観客にアピールして舞台袖に消えたが、原は夫の気遣いに「いつも佳ちゃんに背中を押してもらえました。本当にありがとう」とステージ上からお礼を言った。

 原にとっては、91年6月7日に東名阪ツアーの最終公演を日本武道館で行って以来のソロライブだった。ベストアルバム「ハラッド」のリリースを機にソロ公演が企画され、ステージでも同アルバムを中心に全18曲を熱唱。

 サザンのライブでは決して見ることのできないギターの弾き語りも披露するなど、ソロならではのパフォーマンスも。横浜で生まれ育っただけに「小さいころから慣れ親しんだ鎌倉でライブをできて本当にうれしいです」と目を細めた。

 思い出の地で行った19年ぶりのソロライブで実現した“夫婦共演”。ファンの、そして夫の温かさに触れたハラ坊にとって、忘れられない一夜になったことは間違いない。この模様はWOWOWの特番「原由子スペシャル『はらばん』」(11日、後7・00)で放送される。






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