奉納土俵入りをする横綱白鵬。太刀持ちは安美錦=名古屋市の熱田神宮
花札賭博への関与が明らかになった横綱白鵬が3日、名古屋市内の熱田神宮で恒例行事の奉納土俵入りをした。雨の中、拝殿内で行われ、2500人の見物客がしこに合わせて「ヨイショ!」と声をかけ、「頑張って〜!!」と声援が飛んだ。
参拝には4日から謹慎となる武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)が出席したが、大関陣では野球賭博で「解雇以上」の処分が勧告されている琴光喜が欠席。終了後、白鵬は殺到する報道陣から花札賭博についてのコメントを求められたが、まったく表情を変えずに無言を貫き、付け人と帰りの車に乗り込んだ。
(2010年7月3日)