「荻村杯卓球ジャパン・オープン第3日」(3日、神戸総合運動公園体育館)
女子シングルス準々決勝は世界ランク10位の福原愛(21)=ANA=が同105位の朱雨玲(15)=中国=に0‐4でストレート負け。同34位の石川佳純(17)=ミキハウスJSC=は同9位で5月の世界選手権モスクワ大会団体優勝の王越古(30)=シンガポール=に3‐4で惜敗。男子シングルスでは、水谷隼(21)=明治大=が準決勝に進出した。
◇ ◇
まさかの惨敗を喫した福原は「何が悪かったのかハッキリ言えないところが敗因」とうつろな表情で声をふり絞った。1回戦で平野早矢香を破った15歳の、中国の新星に序盤から主導権を奪われる展開。集中を欠いたプレーも目立ち「中国にはランクが低くても強い選手はたくさんいる」とうなだれた。再起を懸け5日には中国超級リーグ参加のため日本を離れる。
(2010年7月3日)