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【格闘技】

鈴木みのるが三冠王座初防衛

2010年7月5日 紙面から

河野をスリーパーで失神させ、舌を出して喜ぶ鈴木=4日、大阪府立体育会館で

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 全日本プロレス▽三冠ヘビー級選手権▽4日▽大阪府立体育会館▽観衆3300人

 三冠ヘビー級王者の“世界一性格の悪い男”鈴木みのる(42)が、新世代軍の挑戦者河野真幸(30)を失神させ、初防衛に成功した。序盤は左腕を攻められ苦しんだが、最後は逆落としからのスリーパーホールドで25分19秒、レフェリーストップ勝ち。終了のゴングが鳴っても手を解かず、性悪ぶりを発揮した。

 「河野、早くリングからどけよ。邪魔なんだよ。全日本プロレスの中心はオレ、鈴木みのるなんだよ! ハッハハハ」

 みのるの高笑いが大阪にこだました。失神して大の字になっている河野を踏みつけながら、勝ち名乗りをあげた。「おまえら、みんな携帯出せ。オレの写真撮れよ」と今度は観客に向かって、写真撮影を“強要”。舌を出してポーズをとった。

 試合後もみのる節は止まらない。「ぶっ殺してやったよ。さあ祝杯だ。キャバクラ行くぞ。なんだ、今日は日曜日じゃねぇーか。おまえらさっさと開いてる店探してこい!」。最後は報道陣にまで毒づいた。 (森合正範)

 

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