【−1合】から【10合】まで11段階に病態を別けて判断します。
【−1合】が最も悪く、【10合】が病的状態では最良の状態となります。
改善する時は【2合】→【3合】→【4合】〜→【10合】と改善していきます。
一般的に ・ 【−1〜3合】
までは急性の病態又は激しい症状の状態です。(急性期)
たいてい多くの患者さんの初来院時は上記の合数の方が多いです
〇【4合】 位から自覚症状の改善が始まります。
・ 【4〜7合】 位まで改善しながら、一進一退が残ります。
・ 【7合】 を越すと順調に潮が引くように自覚症状が取れていきます。
・ 【9〜10合】 再発防止、又は未病の段階です。
・ 【10合】 に成ると自覚症状は完全に消失します。
上記の例は一般的な例であり、早い人は【4合】位でも自覚症状が消失する人がいます。逆に【9合】位まで自覚症状の残る人もいます。
・基本的に当院では10合±にて終了するようにしております。
・7合以上では、下記の厚みが+(3)以下が普通である。7合以上でT以上の時は 病邪の勢いが強いか、根深い病となります。
・合数の異なる病は、各々異なる病であり証(体質・症状)である。(違う病が、一度 に治癒していくこともあります。)
・逆に合数の同じ病は、異なる病であっても同じ証である。
(漢方医学独特の診断 漢方診断)
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