県内ニュース

口蹄疫対策で県が20日に関係課長会議 県内発生への備えを協議

2010年05月19日 13:40
 県は18日、宮崎県で家畜の口蹄疫感染が拡大していることを受け、今後、本県内で発生した場合に備えた対応を協議する関係課長会議を20日に開くと発表した。

 会議では、県畜産課が現地の口蹄疫の発生状況や対応について説明。それを受け、本県内で感染家畜が確認された場合に速やかに対策本部を組織し、的確な対応を取るためのマニュアル整備について協議する。

 県は4月末、牛や豚などを飼育する県内すべての農家1515戸に対し行った聞き取り調査で、異常がないことを確認。その後も感染などに関する報告はないという。

 県畜産課によると、宮崎県内の農場で第1号の感染疑いが確認された4月20日以前の1カ月間、本県に宮崎県産の繁殖、肥育牛はともに1頭も入っていない。本県には08年1年間で宮崎県産の繁殖牛が31頭、肥育牛が504頭入っており、他産地からの導入全体に占める割合は繁殖牛が約11%、肥育牛が約3%。また豚は、09年度のまとめで計15頭で全体の0.2%程度となっている。
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