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コスト削減が奏功し地下鉄事業が25年ぶりの黒字/横浜市交通局

2010年7月2日

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 横浜市交通局は2日、2009年度決算を発表した。当初予算ではバス・地下鉄両事業とも営業・経常損益を黒字化するとしていたが、乗車料収入の落ち込みからバス事業の営業損益が赤字にとどまった。地下鉄事業は、乗車料収入を維持しつつ経費や資本費などの支出が減少したことで、25年ぶりの経常黒字を達成した。

 地下鉄事業は、乗車料収入が前年度から微増。ブルーラインが2年連続で微減したもののグリーンラインが着実に伸びた。コスト面では超過勤務の抑制などを図ったほか、繰り上げ償還の補償金を免除する国の特例措置を活用するなど、資本費の負担を軽減した。
 この結果、営業黒字は61億3400万円を計上。経常黒字は1億3300万円で25年ぶりの黒字を達成した。

 バス事業は、乗車料収入が、前年度を7億円下回る192億4千万円だったことなどが影響し、営業損益が6億5200万円の赤字だった。交通局は、新型インフルエンザの流行や景気低迷による消費者の外出控えを要因としている。経常損益も6800万円の赤字だが、燃費向上や事務経費の削減などにより収支は改善しており、税込み段階では400万円の経常黒字となった。


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