今年4月、横浜市で54歳の女性が殺害されて現金を奪われた事件で、逮捕された男は2月に職を失い、生活費に困って犯行に及んだ可能性が高いことが分かりました。

 横浜市の無職・重岡和博容疑者(40)は4月、JR横浜駅近くの歩道橋で主婦の飯島和子さんの胸をナイフで刺して殺害し、現金数万円が入った財布を奪った疑いが持たれています。警察は、現場付近の防犯カメラの捜査などから重岡容疑者を割り出し、28日に逮捕しました。その後の警察の調べで、重岡容疑者は2月に職を失い、アパートの家賃や光熱費も払えない状況になっていたことが新たに分かりました。警察は、重岡容疑者が生活苦から犯行に及んだとみていて、さらに詳しく調べる方針です。

ページトップへ戻る