「極めて深刻」と東国原知事、宮崎で新たに口蹄疫

2010.07.05

 終息間近とみられていた宮崎県で、再び口蹄疫の症状を示す牛が見つかり関係者に動揺が広がっている。

 宮崎県によると、宮崎市の農場で4日、よだれなど口蹄疫の症状を示す牛が新たに1頭見つかり、写真判定で感染疑いと判断。5日未明に同農場で飼育中の牛16頭の殺処分、埋却を終了した。疑い例の確認は6月18日以来。

 7月16日に予定していた県全域の「終息確認」は、早くても27日に先送りとなり、東国原英夫知事(52)は5日、県庁で開かれた対策本部会議で「非常に残念。極めて深刻に受け止めている。感染ルートを徹底して調査し、再度、全庁を挙げて取り組みたい」と苦渋の表情を浮かべた。

 感染疑いの牛が新たに見つかった農場は、6月18日に疑い例が確認された宮崎市内の農場から約800メートルの位置。県が同市内で安全性調査の一環として実施した抗体検査で、陰性が確認できない牛がいたため農場に立ち入りし、目視検査で症状が出ていることを発見したという。

 

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