北海道・恵庭市で走行中の貨物列車の運転士が鉄橋に宙づりになった男性発見
北海道・恵庭市で2日午前5時20分ごろ、走行中の貨物列車の運転士が、鉄橋に宙づりになった男性(67)を発見した。
宙づりの状態で男性が見つかったのは、列車も通っている鉄橋で、あわや大事故につながる危機だった。
列車は非常ブレーキをかけたものの間にあわず、120メートルほど通過して停車した。
宙づりの男性は、まくら木とまくら木の間で金具などに引っかかった状態でいたため、列車と接触することはなく、男性は無事に救助された。
両脚にかすり傷を負った程度だったという。
救助されたのは、恵庭市内に住む67歳の男性で、「飲酒して記憶がない」、「タクシーを降りて気がついたらヤブの中にいた。どうやって鉄橋に行ったかわからない」と話しているという。
JR北海道は「このような事例は、今まで聞いたことがない」とコメントしている。
(07/02 20:06 北海道文化放送)