「プラダジャパン」の解雇無効などを求める裁判の第2回口頭弁論
イタリアの高級ブランド「プラダ」の日本法人「プラダジャパン」の元部長が、人事部長から「やせろ」などと言われたうえ、不当に解雇されたとしてプラダジャパンに慰謝料と解雇無効の確認を求めている裁判の第2回口頭弁論が、東京地方裁判所で行われた。
ボヴリース里奈さんは、「梅雨時なので、気分的にも落ちないように、明るくいこうと思います」と話した。
ピンクのネクタイで東京地方裁判所を訪れた、ボヴリース里奈さんは、2009年9月、勤めていた「プラダジャパン」の人事部長から、「やせろ」、「醜さが恥ずかしい」などと言われたことをミラノの本社に報告したところ、不当に解雇されたとして、慰謝料や解雇無効などを求める裁判を起こしている。
そして2日、2回目の口頭弁論が行われた。
閉廷後、ボヴリースさんは、「わたしががんばることによって、たくさんの方に勇気と希望が発信できるのかなと思いますので。最後まであきらめないで、がんばろうと思います」と話した。
一方、プラダジャパン側は、全面的に争う姿勢を示した答弁書をすでに裁判所に提出しており、さらに、「ボヴリースさんの発言で、プラダの名誉が傷つけられた」などとして、ボヴリースさんらに損害賠償を求める裁判を2日に起こした。
(07/02 18:07)