2010-07-04 15:32:52

初の閉店

テーマ:ブログ
けんは一号店開店から今まで。
まだ一店舗も閉店がありません。

しかしこの度
埼玉県越谷市にある「けん蒲生店」を閉店する事となりました。

同店の出店は昨年。

既にあった越谷店と草加店の間に回転寿司の居抜き物件が出ました。
開発の藤井顧問に紹介され、物件を視察に行きました。
その日は物件を見に行くだけで、出店可否の判断は出来て居ませんでした。

設備の状態を確認し、帰ろうとすると藤井顧問が地主様とお引き合わせしたい。
と言って勝手に地主面談をセットして居ました。
通常出店の合否が決まり、ではお借りさせて頂きたい。と言う状態になり初めて地主面談が行われるのですが、順序が狂っていました。
実際我々も既存店が近く、売り上げが割れちゃうから微妙だなあ。と思ってただけに同行した中村君と少々戸惑いながら地主様のお宅にお伺いしました。

そして面談が始まると、非常に地主様が我々に好意的なのです。
それはたまたまその日の何日か前にテレビで私の事を家族で見ていたらしく、その場に居たお孫さんが、
「おじいちゃん!この店を入れてよ(テナントとして入居させてよ)」の鶴の一声で我々を迎えてくれたのです。

そんな歓迎モードだとどうなるかと言うと・・・??



断れないんですね(ノд<。)゜。


その場で契約日を決め、1ヶ月後にはオープンしました。


オープンして間もなくは中々営業成績がよかったのですが、昨年記憶にも或る方はいらっしゃるかと思いますが、近所のステーキのどんさんで出たO-157の食中毒事故の影響で2割近い売上を落としてしまう結果になってしまいました。

現在平均月商が500万ちょっと。家賃は65万なので、赤字にはならないのですが10%の利益が出るか出ないかといった状態でした。

その店を先日行った理念共有合宿の席で、業務委託で経営する人材を募ったところ該当者がゼロでした。
僕等の感覚では、業務委託で自分がお店に入ってキチンと経営すれば、手取りで70万~80万は残せるだろうと思っていたのですが、皆にはその感覚が伝わって居なかったのです。

そんな事もあり、黒字にも関わらず直営の人間が欲しがらないような店を経営するのも嫌なので、閉店を決めました。

しかし捨てる神あらば拾う神あり。

とんかつよしかつの事業部長 中村専務が、よしかつに看板変更してオープンさせたい!と希望してくれた為に晴れて今月24日

よしかつの2号店として新たにスタートを切る事が出来ました。

是非良い店を作って下さい!

あと
家主様が素晴らしい物件は必ず借りましょう!
素晴らしい家主様とはテナントと対等の立場で接してくれて、テナントの為に計らってくれる方です。
こうした家主様から借りた店は必ずうまく行きます。

一方ビッチな家主とは、意味不明な提案ばかりしてくる人。ビルのイメージがあるから看板を出さないでくれ。とか言う奴とかホント意味わかりません。じゃあ貸すなよ。とか思います。

あと近隣相場とかけ離れた賃料設定している地主とかは完全に近寄りません。

あと保証金を使い込んでる家主とも付き合いません。

借りる側が媚びるから、こういうナメた奴が増えるんです。賃料を納めるテナントは「お客様」であり、奴隷ではありません。

そんなの飲食店をやっててご来店頂いたお客様に、「お前の服装が気に入らないから来るな」と言ってるレベルと変わりません。そんな店確実に潰れます。

無いもの僻みと言われたら勿論それまでですが、たまたま先祖が土地持ちだっただけで、お殿様みたいにされたら困ります。

当社でお借りさせて頂いてる物件の家主様は本当に素晴らしい方ばかりです。
これだけは自慢出来ます!

よしかつ蒲生店期待しています!
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