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農相 必要に応じ新支援策検討

7月2日 18時58分

山田農林水産大臣は2日、口てい疫に伴う家畜の移動制限などが解除された宮崎県都城市に隣接する鹿児島県曽於市を訪れて、鹿児島県の伊藤知事らと会談し、今後、必要に応じて畜産農家などへの新たな経営支援を検討する考えを示しました。

山田農林水産大臣は2日、家畜の移動制限などが解除された宮崎県都城市に続いて、隣接する鹿児島県の曽於市を訪れ、鹿児島県の伊藤知事と曽於市など周辺の6つの市と町の市長らと会談しました。この中で、山田大臣は「都城市で感染が見つかったときは、すぐ隣に畜産が盛んな鹿児島県があり、心配していたが、きょう都城市の制限は解除できた。しかし、油断せずに引き続き対策を徹底してほしい」と述べました。これに対し、鹿児島の伊藤知事は、宮崎県内で口てい疫が発生してから鹿児島県内でも子牛などを売買する家畜市場が中止されるなど、畜産農家や関連産業に影響が出ているとして国の支援を求めました。これについて山田大臣は、会談のあとの記者会見で「現在行っている支援策を活用してほしいが、今後、必要があれば、国が行う新たな支援策も検討したい」と述べ、畜産農家などへの新たな経営支援を検討する考えを示しました。