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議論するにあたり、真っ当な意見と見せかけ、実は詭弁で論点をはぐらかす輩が多々おります。
皆様も以下の「詭弁の特徴15条」を覚え、そういう輩を排除しましょう。
☑ฺ 1:事実に対して仮定を持ち出す
☐ฺ 2:ごくまれな反例をとりあげる
☐ฺ 3:自分に有利な将来像を予想する
☐ฺ
4:主観で決め付ける
☐ฺ 5:資料を示さず自論が支持されていると思わせる
☐ฺ 6:一見関係ありそうで関係ない話を始める
☐ฺ
7:陰謀であると力説する
☐ฺ 8:知能障害を起こす
☐ฺ 9:自分の見解を述べずに人格批判をする
☐ฺ
10:ありえない解決策を図る
☐ฺ 11:レッテル貼りをする
☐ฺ 12:決着した話を経緯を無視して蒸し返す
☐ฺ
13:勝利宣言をする
☐ฺ 14:細かい部分のミスを指摘し相手を無知と認識させる
☐ฺ 15:新しい概念が全て正しいのだとミスリードする
本家詭弁の特徴のガイドライン:例文あり part2
2ちゃんねる議論板「死刑」スレッドからの転載です。
議論の問題点を淡々と検討・指摘できない人の行動パターン
ラベリング型:発言内容を問うのではなく相手の姿勢そのものをレッテル貼り(ラベリング)することで、議論を一方的に誘導しようとする。
攻撃型:反論が目的であるかの如く、とにかく反論する。多くは言葉尻にのみ反応する。
宗教型:常識・人権・学会などの権威に依存していて、ある程度話を詰めると思考停止状態になる。
侮蔑型:様々な理由をつけてひたすら相手を蔑む。根拠不明の優越感を持っている。
一般化型:特殊な意見や個人的な価値観を敵性派閥全員が主張しているかのように一般化する。
単純型:釜茹でマンセーなど、深いことを考えていない単発の意見を書く。ネタの可能性大。
秘匿型:自分の意見を全く表明せず、安全地帯から他人の意見に茶々だけ入れて荒らす。
電波型:見当違いの会話や理論を押し付けてくる。突然逆ギレすることも。
分裂型:自ら上記のような手法を使うがそれは顧みず、他人が使ったときだけ鬼の首を取ったように責める。
私個人としては、以下のサイトや書籍のほうが役に立つように思います。
人類の知の体系>論理学入門
第39回〜「議論の中の虚偽」に良く纏まっています。
詭弁論理学
※私もよく「本質的」という言葉を使っていましたが、これからは気をつけたいと思います。(すべての「本質的」という言葉が詭弁ではないと思いますが、「本質的」と使うときにはその理由を明記すべきですね。)
『詭弁論理学』 野崎昭弘 中公新書/1976年
議論を冷静に進めるためには、相手の主張の行間を読むことはやめたほうがよさそうです。議論のしかた〜詭弁〜からの引用になりますが、「結論をはっきりと言わない」という詭弁手法があります。ストレートに書けば明らかに言っていることはおかしいにも関わらず、反語などを用いることで結論を書かずにぼかし、読み手の頭の中での結論を誘導するのです。こうした手口に対処するには、相手に結論をストレートに言ってもらいましょう。相手の言いたい事を勝手に推測せず、「それで何が言いたいのですか?」と逆に質問しましょう。これは正しくは詭弁に乗らないための方法ではなく、議論がおかしな方向に行かないための方法です。それぞれが言いたい事をはっきり言い、そして相手の意図を勝手に推測しないようにしましょう。
以下に、そういったいくつかのパターンを挙げますので参考にしてください。
●一見批判的な事実を述べることで、反論した/された気になる。(事実の列挙は反論にならない)
意見とは事実の列挙ではなく、その事実から発言者がどのような結論を導くかである。単に事実を列挙するだけで、話の流れから読者に発言者の結論を推測させるのは「結論を覆い隠す詭弁」でしかない。(人間は、同じ意見でも発言者というフィルターを通すことで意見を客観的に判断できなくなってしまう生き物である)。
例
祖先は生活を豊かにするために外来種を積極的に導入した(なるほど。だから何が言いたいのか?今後も積極的に導入していけばいいと言いたいのか?)
地球の生態系に最も影響を及ぼしているのは人間(なるほど。だから何が言いたいのか?人間を“駆除”できないからバスも“駆除”しなくていいと言いたいのか?)
琵琶湖から他地域への鮎の放流に伴って、琵琶湖固有種が拡散している(なるほど。だから何が言いたいのか?琵琶湖固有種の拡散が食い止められなければ、バスの移入種問題も扱うなと言いたいのか?)
など。()内は私が勝手に推測したものです。勝手に推測した範囲内では、明らかに言っていることがおかしいと分かるでしょう。しかし、実際に発言者が()内のことを言いたいのかは聞き返さないとわかりません。そのような状況を作ること自体が発言として不十分ですし、誰も聞き返さなければ読者が勝手な推測をして場合によっては詭弁を詭弁と気付かないこともあり得るので、事実だけの列挙は議論として不適切な発言であると言えます。もし事実しか書いていない主張があったら、そこから勝手に相手の主張を推測して反論せず、まずその事実から何が言いたいのかを相手に書いてもらいましょう。そういう類のものは、たいてい詭弁です。
●根拠を無視した結論だけの比較
同じ根拠だとは限らないのに、同じ根拠であると暗黙のうちに決め付け(書かない)、導かれる結論がダブルスタンダードだと批判する
例
バスが世界の移入種ワースト100に選ばれているから駆除するべきだと言うのならば、コイも選ばれているから駆除するべきだ。
なお、この主張は反語を使った相殺法のおまけつき。(「・・・のならば、コイも駆除するべきだ。できないのならば、バスも駆除するべきではない」と読者は“勝手に”読み取りますね。)
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