開票立会人をつとめました
今日…昨日ですね。参議院選挙の投票日の夜、私はもう一仕事ありました。
箱がしまった一時間後、午後9時に、私は豊橋総合体育館へ出向き、開票作業に立ち会う「開票立会人」を勤めてきたのです。
開票立会人の仕事は、各地の投票所から運ばれてきた票を、開き、数え、集計するまでの作業をきちんと行われているか確認すること。
特に、きちんと候補者の名前を書いているかどうか、一つ一つの投票用紙を確認する作業があるんです。
私は、選挙は大体候補者をやってきたので、立会人は初めての経験。
その中で感じたことを二つ、今日は書いておきます。
一つは、投票する皆さんへのアドバイスです。
あなたの一票の意思を無駄にしないために、ぜひ、注意してほしい事があります。
それは…候補者の名前を出来るだけ確認しながら正確に書くこと。
私が今回勤めたのは、選挙区の立会人なので、候補者の名前を書くという投票ですね。
いろんな票があるんですよ!
一番多いのは、政党の名前を書いたもの。
選挙区では、だめです。どこの党の候補に入れたいのかがあるだけに、もったいない!
それから、違う候補の姓と名をドッキングしたもの。
どちらに入れたかわからないので、当然無効票。勘違いしちゃうんですかねぇ
誤字・脱字は、極力誰に入れたかを読み取り、なるべく有効票になるようにしますが…
余分なことが書いてある票は、ほとんどすべて無効になります。
「○」「×」やチェックの記号などもアウト。「がんばれ」とかもだめ。
敬称はOKです。
政党名の併記は有効にしますが、基本は書かないでよろし。
投票所に、一覧があるのですが、ご年配の方などは、「読めないよ」という話も聞きますね。
それでも、出来る限り、確認をして投票するのが、思いを込めたせっかくの一票を無駄にしない道だと思います。
もう一つ、感じたことは、日本の選挙ってきっちりしているんだなぁってこと。
大量の票を、人手も使ってきっちり数え上げるんですよね。
時たま外国の開票作業で不正があったなどと指摘されることがあるじゃありませんか。
日本では、まず、おきないという安心感がありますよね。
日本共産党は、選挙で多数派を占めることによって、日本の社会の変革を進めるという立場を明確にしている政党です。
それは、日本では、選挙による議員の選出…という民主主義が確立しているということも条件になるとおもうんですが、それは今日の開票作業を見ていて、職員の皆さんのご苦労によって保障されている面もおおきいなぁと感じたわけ。
さぁ、選挙の結果です。
今のところ、ちょっと厳しい気配。
コメント
3年前の参院選で比例区の開票立会人しましたよ。最後、終わったの、確か5時過ぎでしたわ。ひどかった。選挙区は候補者が少数ですから、ある程度短時間で終わるのですが、比例区は政党名の上に各候補名。共産党であっても「誰じゃ?」って2次発表の比例候補名とかあったり(ゴメン)して他党分も全部見るわけで、酷く疲れました。
もうやりたくないけど、内容によっては無効票や他党票になっているものを交渉でひっくり返して共産票にしたこともあったので(だって、微妙な読み方を似た候補者で分け合うんだけど、民●党に有利にわけるんだもの。按分じゃないっすよ)、全国の開票所で正確な開票作業をさせ、共産党への支持票をきちんと有効票にしていく上で、実に貴重な意味ある活動だと思いましたよ。
午前4時過ぎ、もうだらけて面倒になってくるのを「ああ、この瞬間も全国の開票所では共産党の立会人ががんばっているううう」と思ってがんばりましたよ。
それにしても、微妙な書き方、ほんと多いです。創価学会の「投票練習は必要」とは「その通り」と思いましたよ。だからって「公明候補」の名を書かせんな!ってかんじっすが。
投稿者: 紅の熊 | 2007年08月02日 11:49
■紅の熊さん
比例区は候補者の数が多いですから大変ですよね。
どうしても、ややこしい名前がありますし。
かつて、立会人が出せずに、同数抽選で負けた選挙などもありまして、あやしい票があった可能性は否定できない悔しさがありました。
投票箱がしまった後の最後の大事な仕事ですね。
投稿者: 斎藤ひろむ | 2007年09月01日 13:58