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大相撲の賭博問題を調べる特別調査委員会は2日、両国国技館での委員会で名古屋場所(11日初日・愛知県体育館)を謹慎する武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)にファンへ謝罪するよう求めることを決定。4日の臨時理事会で勧告する。また、初日と千秋楽の理事長あいさつは理事長代行を務める元東京高検検事長で外部理事の村山弘義氏(73)が行うことも協会へ提案する。
武蔵川理事長が「針のむしろ」に座る。謹慎の身でありながら本場所が行われる愛知県体育館で、世間に対し謝罪を求められたのだ。調査委の伊藤座長は「どこかで謝罪する場所が必要だ」と明言。名古屋場所初日に体育館でファンの前に姿を見せ、賭博問題に関して頭を下げることを勧告した。
理事長は弟子の元大関・雅山の野球賭博への関与で監督責任を問われ、名古屋場所中は謹慎となる。名古屋の武蔵川部屋宿舎から一歩も出られない状況になり、現時点ではファンに対し説明する場もなくなる。こうした背景から野呂田芳成委員も「謹慎の身ではあるが、これだけの問題を起こしているのだからおわびのあいさつをすべき」と明言。4日の臨時理事会で調査委として武蔵川理事長に世間への謝罪を求めることが確実になった。
謝罪の方法について伊藤座長は「体育館の入り口に立って一人ひとりの来る客に頭を下げるべき」と独自案を提案。この方法が採用されるかは流動的だが、そうなれば武蔵川理事長は痛烈なヤジを浴びるのは明白だ。
一方で調査委は謹慎明けの理事長職復帰を認める方針を示した。当初、復職を認めない事実上の解任を示す意見もあったが、親方衆を中心とする協会内部から猛烈な反発が上がっており「復帰は認めるということです」と伊藤座長。ただ、復帰となれば世間の非難が予想され、理事長と調査委が逆風にさらされることは間違いない。
◆武蔵川理事長が名古屋入り
28日の臨時理事会、評議員会後に過労からの高血圧とみられる症状で自宅療養していた武蔵川理事長がこの日、名古屋入りした。車で北区の武蔵川部屋宿舎に到着。報道陣からの問いかけには無言だったが、体調は回復したようで3日の熱田神宮での横綱奉納土俵入りと4日の名古屋市内での臨時理事会、評議員会に出席する。
(2010年7月3日06時03分 スポーツ報知)
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