監視カメラ設置など５項目…名古屋場所暴力団対策

　日本相撲協会の二所ノ関・名古屋場所担当部長（元関脇金剛）は２日、名古屋場所（１１日初日・愛知県体育館）で実施される暴力団対策で、監視カメラ設置などの５項目を明らかにした。

　対策は〈１〉入場口や入場券売り場などに暴力団排除を示すステッカーを張る〈２〉入場口に監視カメラを２台設置し、当日券売り場内のモニターでチェック〈３〉維持員席、たまり席、升席、いす席に暴力団を確認できれば排除する〈４〉場内放送で暴力団排除のアナウンス〈５〉チケットに暴力団入場お断りの文言を入れる―となっている。

　二所ノ関担当部長は「来場所（秋場所）以降もこの対策を多分取るでしょう」と継続実施を示唆した。