民主党の枝野幸男幹事長が3日来県し、東根、村山、新庄の3市で街頭演説した。枝野幹事長は「政権交代で開いた新しい歴史の扉を閉ざすのか。重要な戦い。大接戦だが、勝たせていただきたい」と訴えた。
枝野幹事長は街頭演説に先立ち、東根市のサクランボ農家を視察。「消費者は安全でおいしい物を求めている。消費者の思いに光を当て、農家を支えていけば、日本の農産物は世界的にも競争力が生まれる」と主張した。
また、自公前政権を「何十年も、税金の無駄遣いを見逃してきた。皆さんの暮らしを良くできなかった政治」と批判。「まだ10カ月。閉塞(へいそく)を打ち破る政治をやらせてほしい」と訴えた。【林奈緒美】
毎日新聞 2010年7月4日 地方版