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菅首相が参院選公示後に初めて神奈川県内入り、みんなの党・渡辺代表と応酬

2010年7月4日

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 民主党代表の菅直人首相は4日、参院選神奈川選挙区擁立候補の応援のため公示後、初めて県内入りした。みんなの党の渡辺喜美代表を「自分たちが目立ちたいと言って新たな党をつくった」などと批判。同日、2度目の県内入りをした渡辺代表は「菅首相は官僚を減らさず、しかも居抜きで使っている」などと応戦した。

 菅首相は同日午後、横浜駅西口で演説。みんなの党のスローガンをめぐり「脱官僚、地域主権―。全部、民主党が掲げたことばかり」と指摘した。

 「私も社民連という5人しか国会議員のいないところからスタートし、今の民主党まで30年かかった。その覚悟で新党をつくったのなら立派」と前置き。「しかし、小さな政党が政策を実現しようとするならば、大きな党と協力するしかない。だから渡辺さんには昨年の総選挙前、『考えていることが共通するから一緒にやろう』と提案したことがある」と明かした。

 これに対し同日夕、川崎駅頭や横浜駅西口で演説に立った渡辺代表は「昨年の今ごろ、江田(憲司=現幹事長)さんとともに菅さんにレクチャー申し上げた」と会談があったことは認めたが、その目的を「『官僚を使いこなすために官僚を減らせ』と伝えるため」と説明。「それなのに居抜きの官僚をたくさん使っている。だから何もできない」と断じた。

 川崎での演説の後、神奈川新聞社の取材に「キャスチングボートを握れば、すごいことができるようになる」との見解を表明。菅首相の見解と一線を画した。

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