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2010.06.22
これぞ炎上「ドブスを守る会」大騒動のてん末
現在は「ミラー」としてモザイク加工が施された動画が残っているが、学生たちが公開した元動画ではモザイクはなかった
※この画像はスクリーンショットです
「ドブスを守る会」を名乗る首都大学東京システムデザイン学部の4年生2人が、街中で見知らぬ女性に雑誌の取材と偽り声をかけ、その様子を無断で撮影、「ドブス写真集完成までの道程」とのタイトルを付けて6月17日YouTubeにアップし、とんでもない騒動に発展した。
この動画は、どうやら「アート」の一環として作られたものだったようだが、撮影された女性たちにとってみれば、不愉快きわまりないのは間違いないこと。当然ネット住民たちも見逃すわけはなく、当たり前のように非難が集中。しかも、この動画には首謀者の学生2人と協力者2人の実名も入っており、この確信犯的な行動にネット住民たちはより一層攻撃的姿勢を強めることとなった。
2ちゃんねるのニュース速報板で立てられたこの騒動に関するスレッドは、初日で21スレッドを消化し、3日目には60スレッドを超えた。そこでは当事者である学生たちに加え、同大学の関係者と思われる人物たちの個人情報が次々と暴露される事態となった。
この騒動は、ネット上だけでなく、全国紙のネットニュースやテレビのニュースでも取り上げられるほどに拡大。また、ネット住民による首都大学東京に対する抗議電話も殺到したようで、同大学は公式サイト上にこの件に関する謝罪文を掲載するまでに至った。
今回の炎上でのネット住民たちのコメントを見ていると、学生たちになんらかの処分が下されることを求めているようだが、現時点で首都大学東京は「現在、事実確認を進めておりますが、詳細を把握のうえ、当事者に対し厳正に対処してまいります」と発表するにとどまっている。少なくとも学生たちの処遇が決定するまでは、この炎上を鎮火させることは難しそうだ。
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