国民健康保険で年金は厚生年金に加入するというパターンはありえますか？ どのよう...

kosyukaido10さん

すべての法人事業所・常時5名以上の従業員のいる個人事業所は
、強制的に「健康保険＋厚生年金保険」の適用を受けます。
通常は 「国民健康保険＋厚生年金」のパターンはありません。

一方、国民健康保険には市区町村が保険者となる国民健康保険と、国民
健康保険組合という団体が保険者となる国民健康保険の２種類があります。

ここで、「国民健康保険組合＋厚生年金」の組み合わせなら、
正常なパターンとして、あり得ます。

国民健康保険組合に加入するには適用除外申請により認められる
ことが必要です。

国民健康保険と国民健康保険組合との違いを説明しますと、
国民健康保険は市町村が運営し、国民健康保険組合は特定の組合
が運営します。
根拠法令は、どちらも、「国民健康保険法」です。
（健康保険は、健康保険法です）

市区町村の国民健康保険には「扶養」制度はありませんが、
国民健康保険組合には「扶養」があります。
健康保険では扶養が増えても保険料は変わりませんが、
健康保険組合では扶養一人に付き追加費用があります。

「国民健康保険組合＋厚生年金基金（厚生年金の上乗せ）」も
ありえます。