痛みが解放される時

今リリーフランキーさんの小説、東京タワーを読んでいる
それに関するインタビューを読んだのだが、
今まで下ネタ言うおっさんとしか思ってない人の
赤裸々なインタビューが語られていて
あまりの赤裸々さに痛くてたまらなくなった
女子の生きざまなどの本では下ネタというオブラートに三重包みされたくらいのトークなのに
東京タワーではむき出しの一人の男がいる
そのギャップに驚くとともに
人のむき出しの思いはこんなに響くものなのかと思う

話はかわるが、
この間ネズミをしめたあとのわけのわからない涙
優日を亡くしたことより亡骸に寄り添うハナの姿に耐えられなかったこと
アトレイユの眠るような亡骸
テアの血を吐きもがき苦しみながらの最期
卵ちゃんの排水口に流された命
溺れ死んだ子ソメ

言葉では表しきれない、涙で割りきることのできない感情


いま、
鶏たちが砂あびをして羽繕いをしている
…ここは室内だけど
犬たちは私の感情を汲み取って静かに寝ている
マイペースなインコは雄叫びをあげる
水槽からは水位が下がったせいで滝のような音がしている
朝日のようにみえるいくつもの人工の光の中で
自分で作った「家族」と「寂しさ」に埋もれ
息をしている





プロフィール

紅葉

Author:紅葉
Blog再スタート(2010/1)
ワンダーアルピニスト。
驚愕の世界を追求する、なぜ?そこに山があるからさ。
現在動物園の折の中で暮らしたいという想いを実現しかけている。
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