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三原じゅん子氏“口撃”に谷亮子氏“内股すかし”

谷亮子氏(左)と同じじ場所で演説した三原じゅん子氏
谷亮子氏(左)と同じじ場所で演説した三原じゅん子氏
Photo By スポニチ

 【7・11参院選】参院選比例代表に民主党から出馬した女子柔道五輪金メダリストの谷亮子氏(34)が3日、京都市内で街頭演説を行った。谷氏の現役続行宣言を批判してきた自民党比例代表候補の三原じゅん子氏(45)が同じ場所に約15分後に登場。直接対決こそなかったものの、三原氏は「覚悟が違う」と敵対意識をあらわに。一方の谷氏は、全く気に留めていない様子だった。

 午前11時、京都駅近くのショッピングセンター「イオンモール京都」前に谷氏が登場。大雨の中、京都選挙区から立候補した民主党新人の河上満栄氏(39)とともに街宣車に上がり、笑顔。30分ほど政策を訴え、車で次の演説場所に向かった。

 同45分ごろ、三原氏のピンクの街宣車が同所に到着。三原氏は姿を見せるやいなや「谷さんのにおいを消します」と、いきなりストレートパンチを繰り出した。

 谷氏が街宣車の上からの演説だけだったのに対し、車の前に立って聴衆一人一人に語りかけるように、がん患者としての経験から子宮頸(けい)がんのワクチンや検診の無料化の必要性などを訴えた。その上で「谷さんもここにいらしたそうですが」と切り出し「私の公約に谷さんも賛成していただけると期待してます」と皮肉るようにジャブも。

 三原氏は5月の出馬会見時に「国会議員と“二足のわらじ”を履けるほど器用ではない」と、女優を引退する考えを表明。2012年のロンドン五輪出場を目指すと表明している谷氏の批判を繰り返し、この日の演説に関してマスコミには事前に「柔道五輪金メダリストの後に行います」と案内するなど、“タイマン”を挑んだ格好だ。

 直接対決とはならず、演説後、報道陣に「谷さんがどう思っていらっしゃるか興味があった。お会いしたかった」と残念そう。その一方で「私は女優を辞めて退路を断った。覚悟が違います。一緒にされたくない」と痛烈に批判した。

 一方、谷氏は京都市内の別の演説場所で、三原氏の発言について報道陣から伝え聞くと「いえ、別に」とさらりと受け流し、柔道五輪金メダリストらしい見事な“内股すかし”を披露。「(候補者は)皆さん、頑張るのは同じだと思いますから」と余裕の笑みを見せた。同じ場所での聴衆の数は、三原氏の50人程度に対し、谷氏は約100人だった。

 <「ヤワラちゃん」は有効票に?>今回の参院選には、多数の著名人、タレント候補が立候補している。愛称やニックネームで親しまれる候補も多く、有権者がこれらの愛称などを投票用紙に書いた場合、有効とみなされるかどうかは各投票所の責任者の判断に委ねられる。「ヤワラちゃん」と書かれた票について同省は「有効と認められる可能性がないとはいえない」と答えるだけだが、ある自治体の選管担当者は「浸透度を考えると谷氏の票として認められる可能性が大きい」としている。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年07月04日 ]

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