先月28日から始まった高速道路無料化の社会実験は3日、初めての週末を迎えた。中国地方では、広島呉道路の下り線で夕方、最大約2・7キロの渋滞が発生した。
西日本高速道路中国支社によると、広島呉道路の下り線で午後4時前から、呉市の呉インターチェンジ(IC)付近を先頭に最大で約2・7キロ渋滞し、約2時間半後に解消。呉IC付近の下り線では午前9時半ごろからも約1時間、最大約1キロ渋滞した。これまでの週末は同時間帯に渋滞はなかったという。
中国地方の無料化の対象道路は、広島呉道路と、浜田道・江津道路、岡山自動車道、松江自動車道・山陰自動車道、安来道路―の5区間計約195キロ。ほかには、目立った混雑はなかった。
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