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【大相撲】

白鵬 右内もも手術受けていた

2010年7月2日 紙面から

 横綱白鵬(25)が、右内もものできものを除去する手術を受けていたことが1日、分かった。

 この日は、名古屋市緑区の宮城野部屋で幕下以下の力士を相手に約1時間、胸を出してみっちり汗を流した。右内ももには大きなばんそうこうが張られていたが、問題はなさそうだった。

 宮城野部屋付きの熊ケ谷親方(元幕内竹葉山)は「名古屋に来てから手術した」と説明。けいこも支障なくこなしていたが、今後の出げいこ予定について、熊ケ谷親方は「行けるかどうか、できものしだいかなあ。ちょっと心配だね」と話し、調整に遅れが出る可能性を明かした。

 けいこ後は気軽にファンのサイン攻めに応じていた横綱だが、報道陣に対しては無言を貫いた。野球賭博問題の雑音もあり、なかなか集中してけいこに臨める環境ではないこともあるだろう。そんな中で、1人横綱として不祥事に揺れる大相撲を背負って立つという、無言の意気込みのようだった。 

  (岸本隆)

 

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