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【大相撲】NHK、中継6日にも結論2010年7月2日 紙面から 大相撲の野球賭博問題で、NHKの福地茂雄会長は1日に行った定例会見で、名古屋場所(11日初日、愛知県体育館)をこれまでと同じく中継するかを、6日以降に判断するとした。現時点では「まったくの白紙」という。一方で、野球賭博に関与した力士が休場することで、名古屋場所の先発事務所には払い戻しの可否の問い合わせが相次いでおり、日本相撲協会は4日の臨時理事会で払い戻しを検討することになった。 ◆入場券払い戻しを検討 4日の臨時理事会で名古屋場所の入場券払い戻しが、4日の臨時理事会で検討されることになった。入場券は、原則として払い戻しはしないが、昭和天皇の崩御で日程が延びた1989年初場所で、初日の入場券所持者に限って払い戻しをしたことがある。力士らの休場を理由にした払い戻しとなれば、異例の措置になる。 名古屋場所担当部長の二所ノ関理事(元関脇金剛)は1日、払い戻しの検討を理事会で提案する方針を明かした。日本相撲協会は28日に名古屋場所の開催を決定したが、同場所の先発事務所には、払い戻しの可否の問い合わせが相次いでいる。二所ノ関部長は「社会情勢を考えて、払い戻しできるかを理事会の議題にしたい」と、開催への批判を考慮した措置と話した。 払い戻しを行う場合、どういう形で行うかは未定だが、決まれば殺到する可能性もある。二所ノ関部長は「大変なことにはなると思うが、世間の声には耳を傾けないといけない」と話した。
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