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【大相撲】

横綱白鵬が花札、処分せず 新たな野球賭博関与者なし

2010年7月3日 00時40分

 東京・両国国技館で開かれた、賭博問題を調査する日本相撲協会の特別調査委員会=2日夜(代表撮影)

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 大相撲の賭博問題を調査する日本相撲協会の特別調査委員会(伊藤滋座長=早稲田大特命教授)は2日、東京・両国国技館で会議を開き、横綱白鵬関が6月の賭博の実態調査で、花札の賭け事を行っていたことを認める上申書を相撲協会に提出していたことを明らかにした。半年に1度、仲間内で数万円を賭けたといい、反社会性や犯罪性が薄いとみなされ、処分はされない。

 名古屋場所を謹慎させる者以外の名前の公表は、野球賭博関与者に限ることも決めた。4日の理事会で発表される見通し。

 名古屋場所で謹慎を科されず出場できるのは幕内嘉風関と、幕下4人の計5人となった。処分保留だった嘉風関は常習性がなく、師匠の尾車親方(元大関琴風)とともに処分をしない。阿武松部屋への部屋全体への謹慎も変更され、野球賭博に関与していない力士は処分の対象外となった。

 2日が回収期限だった全協会員を対象とした賭博などの実態調査で、野球賭博への関与や反社会的勢力と関係を持っている者はいなかった。

(共同)
 

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