暴力団排除条例に向け有識者会議 山口組増加で警視庁警視庁は28日、暴力団排除に関する東京都の条例制定に向け、7~9月まで3回にわたり、弁護士や大学教授らが参加する有識者会議を開くことを明らかにした。都は会議の結果を踏まえ、来年にも条例案を都議会に提出する見通し。 都内で指定暴力団山口組の組員らが増加、発砲事件が相次いでいる状況があり、警視庁は「社会全体から暴力団を孤立させる態勢を整備したい」としている。 会議は、警視庁や都の担当者に加え、6人の有識者委員が参加。大相撲の賭博問題をめぐる日本相撲協会の特別調査委員会メンバーの長尾敏成、村上泰両弁護士も含まれている。 警視庁によると、同様の条例は既に愛媛、福岡、佐賀、長崎、鹿児島の5県で制定されている。 【共同通信】
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