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宮崎、国富で開始 清浄性確認検査
(2010年7月1日付)
県は30日、口蹄疫の感染疑いが見つかった宮崎市と国富町の清浄性を確認する抗体、臨床検査を開始した。
抗体検査は2日までの3日間。発生農場から半径3キロ圏内を中心とした同市74農場、同町63農場で行う。目視による臨床検査は半径3〜10キロ圏の農場が対象で綾町も含まれる。
30日の抗体検査は同市が24農場の牛や豚252頭、国富町は23農場の牛264頭。臨床検査は同市42農場の牛1245頭、国富町32農場の牛644頭、綾町10農場の牛147頭で行った。
いずれの検査でも異常がなければ、国富町は8日、宮崎市は11日の午前0時に制限区域が解除される。
また、抗体検査を終えた西都市では30日、臨床検査が始まった。3日間の日程で、発生農場から半径3〜10キロ圏の65農場で実施。同日は22農場の牛や豚7184頭を調べた。順調にいけば、6日午前0時に制限区域が解除される。