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都城の防疫高評価 基金設置は白紙農相来県
(2010年7月3日付)
口蹄疫問題で、山田正彦農相は2日、家畜の移動・搬出制限が解除された都城市を訪れ、長峯誠市長と会談した。農相就任後、2度目の来県となった山田農相は、感染疑い確認から24時間以内に殺処分と埋却を終えた同市の防疫措置を高く評価。一方、口蹄疫対策特別措置法に基づく地域再生のための基金設置については「農水省だけでは何とも言えない」と白紙状態であることを明らかにした。
会談後、都城市役所で会見した山田農相は「都城は宮崎の畜産の“本丸”で大変心配していた。こうして解除できるのは皆さんの努力のたまものだ。(口蹄疫は)アジアで猛威を振るっていることもあり、いつ何時発生するか分からないが、都城やえびのの例を参考にしてほしい」と述べた。
一方、基金設置については「必要なものをその年に予算措置する方針を政府で打ち出し、農水省のいろんな基金もほとんど国庫に返納している。内閣全体で考えていかないと、農水省だけでは何とも言えない」と述べるにとどまった。