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琴光喜関、大嶽親方解雇へ…時津風親方は5年間平年寄

 賭博問題に揺れる日本相撲協会は4日、名古屋市内のホテルで臨時の理事会と評議員会を開く。野球賭博に関与して処分される大関琴光喜関と大嶽親方(元関脇貴闘力)は、相撲界追放を意味する解雇になる見通しとなった。複数の相撲協会幹部が3日、明らかにした。

 現役時代に野球賭博に関与した時津風親方(元幕内時津海)は主任から最下位の平年寄へ降格となるが、1階級しか差がないため、平年寄に5年間据え置きの厳罰が下る見通し。

 大嶽親方には、一部理事から最も重い除名を求める声も上がっている。

 琴光喜関と大嶽親方は相撲協会の事情聴取に虚偽の証言を行ったことなどが問題視され、賭博問題を調査する特別調査委員会(伊藤滋座長=早稲田大特命教授)から、解雇か除名の勧告を受けた。相撲協会は6月28日の臨時理事会でこれを受け入れた。現行制度で前例のない除名には、評議員の4分の3以上の賛成が必要。時津風親方も降格以上の懲戒処分を勧告されていた。

 3日には武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)や各理事、外部理事でもある伊藤座長ら相撲協会幹部が名古屋場所(11日初日)を開く愛知県体育館で、約3時間に及ぶ異例の会議を行った。

 4日の臨時理事会では、弟子の幕内雅山関の野球賭博関与で、名古屋場所を謹慎する武蔵川理事長に代わる理事長代行について、相撲協会の村山弘義外部理事(元東京高検検事長)を武蔵川理事長が指名し、正式決定。野球賭博関与者で未公表だった幕下以下9力士の名前も明らかにする。名古屋場所のチケットの払い戻しに応じることも検討する見通し。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年07月03日 22:46 ]

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