橋下知事:街頭演説で大阪都構想…「市役所と府庁は解体」

2010年5月4日 23時6分 更新:5月4日 23時9分

「大阪維新の会」の代表として初の街頭演説をする橋下徹大阪府知事=大阪市福島区で2010年5月4日午後3時20分、山本晋撮影
「大阪維新の会」の代表として初の街頭演説をする橋下徹大阪府知事=大阪市福島区で2010年5月4日午後3時20分、山本晋撮影

 大阪府の橋下徹知事は4日、政治団体(地域政党)「大阪維新の会」の代表として初の街頭演説に臨んだ。維新の会として初めて候補者を擁立する今月23日投開票の大阪市議補選(福島区、改選数1)をにらみ、この選挙区内の交差点と駅前を演説場所に選んだ。

 「大阪市役所と府庁を解体し、一からつくり直す。大阪市の区長は役人だが、東京のように自分たちでリーダーを選ばないといけない」。橋下知事は、府内中心部を20特別区に再編する持論の「大阪都」構想を強調。大型連休中だが、各世代の男女が足を止めて聴き入り、演説後は撮影や握手攻めにあった。

 自民は別に候補者を立てる予定だが、維新の会の多くは自民党籍を残す議員で分裂必至。他に民主、共産などからも出馬する見通しだ。【田辺一城】

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