ドイツＴＶが西村主審を絶賛「反則をよく見ていた」

＜オランダ・ブラジル＞後半、フェリペ・メロ（中央）にレッドカードを出す西村主審 Photo By ゲッティ　イメージズ

　【Ｗ杯準々決勝・オランダ２―１ブラジル】「ニシムラは反則をよく見ていた」。２日に行われた準々決勝のオランダ―ブラジル戦で、主審を務めた西村雄一さん（３８）がブラジルのフェリペ・メロにレッドカードを出した場面。ドイツ公共放送「ＡＲＤ」の実況アナウンサーは、こう絶賛した。

　アナウンサーは「ブラジル選手がオランダ選手をけったり、踏みつけていた」と判定の正しさを解説した上で、この日の主審が西村さんであることを紹介した。

　ドイツ―イングランド戦を含め「誤審」が問題となっている今回のＷ杯。実況は強豪ブラジルが敗北した試合を絶叫調で伝えていたが、西村さんの冷静な判断には感心したようだった。 （共同） 【試合結果】

[ 2010年07月03日 10:36 ]