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[19922] 後先考えない転生者が本人に申し訳なくてトニーと名乗るようです。(リリカルなのは)【ネタ】
Name: パカ◆7ba89201 ID:f4909370
Date: 2010/07/02 11:13
始めましてパカという者です
この作品はリリカルなのはの転生ものです。
時期はSTS頃からです。
主人公はDMC3の能力を使えますがデビルメイクライのダンテ に比べるとかなり劣ります。
主人公は魔力が約AAランクで多数のレアスキルを持っています
読んでる方が不快になるかもしれません
上記を読んでも読んでくださる方は下の方にどうぞ
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綺麗に清掃してある廊下の中に不釣り合いな扉がある。
新品のような光沢の扉の中でひとつだけ古びて茶色い、おそらくはその部屋の主の趣味なのだろう。

部屋の中にはテーブルに椅子にビリヤード台、あと何処で手に入れたのかわからないジュークボックスがおいてある。

部屋の主である男はテーブルに足を乗っけて椅子に座って本を読んいる。
本には金髪の女性の裸がかいてありつまりはエロ本である。

「やっぱり俺はアジア系の方が好きだ。」

ため息をつきながら本を閉じる、するとタイミングを計っていたかのようにテーブルの上にあった 電話が鳴り響く。
男はそれを聞いた途端弾けるように立ち上がり、着ている上着を脱ぎ捨てると上半身裸のままで廊下に出ていった。

二三回コール音がなり響くと扉が勢いよく開き頭をワシャワシャとかきながらゆっくりとテーブルに向かう。
先程勢いよく立ち上がったため床に椅子が転がっている、男はそれを勢いよく蹴りあげると 正面の壁に派手な音をたててぶつかった。
男はそれを見ると不満そうに眉をしかめて椅子を自分の手で取りに行く。
テーブルの前まで椅子を持ってくると今度はちゃんと椅子をたててその上に座るだらし無くテーブルに足をのせ、そのさいにテーブルを踵で打ち付ける。
すると電話の受話器が二十センチほど浮き上がりまるで剣を鞘に納めるように電話の上に綺麗におさまった。

当然電話は静かになりしばらく静寂がつつんだが、男の叫び声によって破られた

「ヨッシャーーー!!!!今のはうまくいったスタイリッシュランクBってところか!」

その場でバンザイをし始める様は初めて坂上がりが出来るようになった子供のよだが年齢は20を超えている。
はたから見るととても痛々しい。

「Shit!ビデオにでも録っとけばよかったあんなに浮いたのは始めて「「何をしてるんですか?」

今まで気づかなかったが扉には紅髪の修道女が自分を険しい顔で睨みつけている

「シャッハ・・。」



[19922] 後先考えない転生者が本人に申し訳なくてトニーと名乗るようです。(リリカルなのは)【ネタ】
Name: パカ◆7ba89201 ID:f4909370
Date: 2010/07/02 11:17
「何をしているんですか?」

今一番見られたくない奴にみられた。というかなんで部屋に入ってんだ?

「勝手に部屋に入るなよ。ノックの仕方くらいわかるだろ?」

「部屋には入ってません扉の方は最初から開いてましたが」

そういや蹴り開けてから閉めてなかったな。
今更だが自分の軽率さを呪いたい

「で?何をしていたんですか。」

嘘でごまかすか?シャッハが納得する嘘を・・・嫌無理だろ完全にこっちの趣味でやった事だし、

「わかった、話すさだからそんな恐い顔するなよ美人が台なしだ。」

いいから話せと無言の圧力をシャッハはかけてくる。

「何から話せばいい?」

「まずは椅子を蹴ったことから聞きましょう」

「椅子が床に転がってただから」
「だから?」
「リフティングみたいに蹴り上げて椅子を立たせようとしたんだ、しかしどうやら俺にはストライカーの方が素質があった見たいだ」

そういうとシャッハは額に手を当て必死になにかを堪えるように声をだす

「先程なにか喜んでいるようでしたが。」
それを聞いて俺は待ってましたといわんばかりに声を張り上げた。
嘘をつこうが正直に話そうが怒られてしまう。

この時俺は開きなおる事にしたのだ。

「テーブルに足を打ち付けて受話器を取ろうとしたのさ!今まで全く動かないかちょこっと浮くだけだったのに今回は20cmは浮いた!これは遠くない未来俺が目的を達成出来る、聖王様が受話器をその手で掴めと言ってるに違いない!」

熱く語る俺に対抗するかのようにシャッハも燃え上がっている。

違う点といったら彼女の熱は解き放ってしまえば俺が被害を受けると言うことだろう。

「か・・仮にそれが上手く出来たからなんだと言うんです。」

声が震えているうえに顔面が痙攣している。
彼女も限界なんだろう。

それがなんだと言われたらそれまでだがもしできたら


「最高にカッコイイだろ?」

「!?カッコイイ訳無いでしょうがぁぁぁぁ!!!!」

教会中に声が響いた。















[19922] 後先考えない転生者が本人に申し訳なくてトニーと名乗るようです。 (リリカルなのは)【ネタ】
Name: パカ◆7ba89201 ID:f4909370
Date: 2010/07/03 15:44
シャッハがDante must dieモードに突入したようだ。え?それは難易度だって?バカ、ヤバさ=難易度だろ

「そもそも敬う気持ちがない、貴方に聖王様の加護があるわけがありません!!妄言も大概にしなさい!!」

「失礼な、敬う気持ちなら持ちあわせてる。」
「何処に食べ物を片手にお祈りしに来る人がいますか!!」
いるさ目の前に

「97世界に神様に供え物をする風習がある。俺は聖王様に供え物をしただけさ、でも一人で食べるのは寂しいと思ってな、一緒に食べてやることにした。つまり俺は神様と一緒に朝食をとった訳だ。 どうだ?加護があっても不思議じゃないだろう?」
「その結果、食べた物を吐き出しておいてですか!!!」

あん時は皆が平等であるはずの聖拝堂は俺だけが退けものだったな。

「吐き出す程嫌いなら!!食べなければいいでしょう!!」
「シャッハ、俺はピザが嫌いなんじゃない!むしろ好きだ、愛してる!」

ただし

「朝、昼、夜毎日食わなければな・・。」
あの時、何をとち狂ったか、自分の血がチーズになってしまうんじゃないかなどと考えてしまったのだ。
そう思った瞬間何だか気持ち悪くなり、最終的にゲロをぶちまけた。

「そんなのは自業自得でしょう!!私があれ程辞めなさいと言ったのに!!」

話の流れが悪いな、このままだと昔のことも交えて説教しかねない。

「さっきの電話だが」

「そうです!?カリム様の電話!」

「聞いとくが何で騎士カリムの電話だと?」

「貴方につきあって通信を使わず、電話をかける人なんてカリム様ぐらいしかいません。」

まあそうだろうけど

「だというのに貴方は電話をかけてもいっこうにでないうえ、すぐに切ってしま・・・。」
「どうした?」
「トニー・・・。」

静かに本当に静かに一言そう言った。
ありえない、そんなはずないといった表情でだ

「先程の電話での行動いつ頃から?」
「カリムの誕生日に黒電話をプレゼントした時に俺のも買ったからな、多分その時からだ」
「で、電話に一度でもまともにでましたか?」

シャッハの声が上擦っている何やらショックを受けている。

「俺は妥協を許さないのさ、受話器が動かない時は浮くまで、電話が鳴り止むまで続ける。まあ平たく言うとまともに出たことはない」

「こんの!!お馬鹿!!!!!!」

怒鳴り散らすシャッハにむかって俺はニヒルに笑った。



[19922] 後先考えない転生者が本人に申し訳なくてトニーと名乗るようです。 (リリカルなのは)【ネタ】
Name: パカ◆7ba89201 ID:f4909370
Date: 2010/07/02 13:48
「カリム様に申し訳ない、私が不甲斐ないばかりに・・。」

今、俺達はカリムの居る部屋に向かっている。
シャッハを見てみると、やや猫背で顔も俯いている。

こんなシャッハは滅多に見られないが、今はどうでもいい。
俺がさっきから気にしてるのはシャッハの脇にかかえられてる電話だ

「電話を返してくれ」
「駄目です。没収です。」

あっさりと俺の頼みを切り捨ててくる。
あれがないとスタイリッシュアクションが決まらないと言うのにだ、

俺はため息を吐き出し、言葉をはっする

「弟を困らせて、楽しいのか?シャッハ」
「!!!その言葉そっくり貴方にお返しします!トニー!!」

シャッハは俺に怒鳴り散らした後、再び俯いてしまった。

何やらブツブツと呟いている中で聞き捨てならない単語をいいだす。

「本当に申し訳ない。ロッサの件でも・・。」
「ちょっと待て。ロッサの事は俺は関係ない」
「関係ない訳がないでしょう!ロッサは貴方に感謝すらしているのですから、自分の胸に聞いてみなさい!」

言われた通にして俺は昔を思い出してみる・・・






「トニー兄さん僕には好きな子がいるんだ。」
「そうか、なら告白すればいい」
「それがどうすればいいかわからないんだ、ほとんど話た事もないしどう声をかければいいのか僕には」

しばらく沈黙した後、俺はロッサに声をかけた

「俺にまかせな、弟分のためだ。俺がなんとかしてやる」
ロッサの頭をポンポンと撫でてやってその日は別れた、


「こいつをやるよ」
2、3日たった後に俺はロッサに3本のCDを渡した。
「これは?」
「ゲームさ、こいつはありとあらゆる女のこましかたがシュミレーションされてる。まあ、中には他のはエロとかグロとかあるが、こいつは到って健全だ」
ロッサはゲームをまじまじとみている
「こいつを全部やってこい、やり終えれば話せるようになってるはずだ」

ロッサにそう言うとはにかみながらありがとうと言った・・・


「俺のせいじゃないね」
「きっかけをつくったのは貴方でしょ!後の事を考えなさい!!」
「後を考えろって言うのは無理だろ、誰が想像する?3本のゲームが20倍になるなんて、しかもギャルゲーからエロゲーにワープ進化してだ」
面倒になったので顔を逸らす、視線を逸らした先には窓、
そこには自分の姿がうっすらと写っている、それを見てトニーは

「本当顔だけはそっくりだ」
不満げにこぼした



[19922] 後先考えない転生者が本人に申し訳なくてトニーと名乗るようです。 (リリカルなのは)【ネタ】
Name: パカ◆7ba89201 ID:f4909370
Date: 2010/07/03 02:39
「はやてさんのお手伝いに行ってください。」
「説明しなきゃならない事、いくつも飛ばしてるぞ?」
カリムの居る部屋に着いた後に言われたのがそれだった。
「貴方の部隊には既に連絡してるので、お引越しの準備をしてください。」
着いて早々に遅れたうまをシャッハが話た俺の電話の事もこみでだ、
「機動六課の事はご存知ですよね?貴方にはそこの隊員となって働いてもらいます」
「はやての部隊に何で俺が行かなきゃならないんだ。」
「あそこには有名な人がたくさん居るので貴方も気に入るでしょう」
「質問に答えてない、ちゃんと訳を話してくれ」
「設備も充実してますし、優秀な人材もたくさんいますし」
「あんた、無茶苦茶怒ってるだろ」
どうやら俺の話を聞くつもりはないらしい、余程、電話の事が頭にきたみたいだ
「機動六課で特に有名な人物は高町なのはさん」
ムンドゥス高町、えげつない弾幕と魔帝ビームを放つ俺が戦わなきゃならない敵だ・・・義務的な意味で。
「それにフェイトさん」
ダークスレイヤーフェイト、彼女が暴挙に走ったら全力で俺が止めるつもりだ。 クライマックス的な意味で。
「言わなくてもわかると思いますがはやてさんもです」
アーカムはやて、こいつはいつか問答無用で倒す、理由は狸的、口が減らない的な意味で、あれ?はやてが一番小物臭いな?
「後は守護騎士の皆さんです。仲良くしてくださいね?」
「やだ」
俺の一言にシャッハは反応する。
「な!?どうしてですか!」
「はやてはともかく騎士達に会いたくない」
「また何かやったんですか」
「・・・。」
回想、シャマル
この時ははやてと一緒にシャマルが歩いていて、はやてがシャマルを紹介してきた時だった
「始めまして八神シャマルです」
「見た目でズバリ言うがあんた未亡人?」
回想、ザフィーラ
状況はシャマル時と大差ない
「八神ザフィーラだ」
「こいつは驚いた喋るワンちゃんとはねワンちゃんコンクールに出たら優勝間違いなしだろうぜ」
回想 ヴィータ
町をキョロキョロ見ているヴィータに
「お嬢さん迷子かい?」
「テメーに関係ねえ」
「口の聞き方がなってないお猿さんだな」
「テメー!!なんつった!!」
ハンマーを叩きつけて言う
「危ね!?悪かったよ、謝るから猿何て言って悪かった」
不機嫌そうに獲物を下ろす
「ゴリラの間違いだった」
回想 シグナム
聞いた話だが
尻、顔、胸に顔を近づけて何やら言ったらしい。



[19922] 後先考えない転生者が本人に申し訳なくてトニーと名乗るようです。 (リリカルなのは)【ネタ】
Name: パカ◆7ba89201 ID:f4909370
Date: 2010/07/03 15:45
ヴィータとシグナム の時の事は覚えてない、シグナムの時は酔っていたしかも凄くだ。
二人の時に共通してるところは気づいた時には息も絶え絶えで汗まみれで部屋の中で立ち尽くしてた事だろう。
言葉を発した後の記憶がない。
シャマル、ザフィーラの時ははやてから死ぬ程、怒られたのは覚えている
「そんな・・・私は弟が粗相をしたというのに謝罪もせず、騎士の皆さんと当然のように会話を・・盟友シグナム殿に謝罪もせずに模擬戦を楽しんでいたというんですか・・・。」
暫く、沈黙した後にシャッハは俺の方に目をむけた、目なんかこれ以上ないくらい血走っている。
「トォォニィィィィ!!!シグナム殿に一体、何と無礼を言ったんですか!!今、すぐに吐きなさい!!」
ヤバい!かなりマズイ状況だ!とりあえず思い出さなければ。
とは言っても酔っていて何も覚えていない!
とりあえず一緒に飲んでいたロッサの言葉を思いだそう・・
「そういやあん時も吐いていたな。最高に汚いアーチだったってロッサが言ってた。」
後、俺には酔拳の才能があるとも言ってたな。ゲロのアーチを描きつつ華麗に避けていたらしい、最低なスタイリッシュだ
「貴方の事などどうでもいい!というか、シグナム殿の前で吐いたんですか!?」
ヤバい墓穴を掘った話を全力でそらさないと
「確かベイビーのスウィーツがナイスでグッドだって言ったんだ。」
「??何ですか!?それは!?」
俺にもわからない、だが似たような事を言ったと思う。
「もういいです!いつだって、貴方は後先考えずに行動する!自分の言葉に責任を持ちなさい」
そういうとシャッハは黙り込むカリムの手前あまり怒るような事をしたくないのだろう。
カリム万歳
「という訳で俺は行く気がない、悪いね」
「それでは以上でお話は終わりです。頑張って来て下さいね」
徹底的に無視するつもりらしい。
こうなったら俺の話何て聞きゃしない、 俺から折れるしかない訳か
立ち上がって部屋を後にする俺をカリムが呼び止める、
「はやてさんは私の家族同然です。ですから貴方の持つ全てを彼女に委ねてくれませんか?」
「それはレアスキルこみでってことか?」
答えは、はいだ
「そうです。貴方が自分のレアスキルを使いたがらないのはわかっています。そこをあえてお願いします」
暫く、沈黙したあとシャッハが心配そうに俺の名前を呼ぶ、 とりあえず俺はこう答えた
「使う事を神様に誓おう」


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