今月の結晶写真●水の顔 サーキュエッセンスの結晶群特集  香りに咲いた芳しき水の華たち
                        
                        IHM 吉野内聖一郎  IHM総合研究所研究員 木津孝誠

IHM総合研究所では新しい水の評価法として、国内外の自然水や水道水、音楽を聴かせた水や文字を見せた水、その他さまざまな水の氷結結晶を写真に撮影しています。このコーナーでは最新の結晶写真を中心に興味深いものをご紹介します。

  人の五感といわれるもの。
  それは「見る」「「聴く」「味わう」「触る」「嗅ぐ」の5 つ。
  そして、五感とは人が外部から感じるエネルギーの受信形態です。
  今回は「嗅ぐ」にスポットを当てて、香りをそのビジュアルとともに感じてみましょう。


 
たとえば視覚でいえば、太陽から地球に届く光は、通常私たちの目には無色透明です。ところが、この光をプリズムで分光するとそれぞれの色が現れてきます。たとえば、一番波長の短い400 a(ナノメートル)が紫色で、順番に、藍あい色・青色・緑色・黄色・ 橙だいだい色、そして最も波長の長い800 aが赤色になります。
このように、無色透明の光には、私たちが見ることのできるすべての色が含まれています。その光が物体に当たることで、この世界を色彩豊かにしてくれているというわけです。
 光だけでなく、音、味、香りにも同じような周波数の世界があり、私たちは、五感を通してさまざまな情報を得ながら毎日生活しています。そして、これらの周波数をエネルギーとして水は常に受信し、また発信しています。
 水からの発信は非常に精妙なエネルギーですが、水の結晶観察によってそれを確認することができます。

◆アロマエッセンス(サーキュエッセンス)を10万倍に希釈した水を氷結させた結晶◆
 
 さて、今回は五感の一つ、「嗅覚」と結晶を関連づける実験を行ないました。水に香りを嗅がせたわけではないのですが、アロマエッセンスを10万倍に希釈した水を氷結させてみました。選んだ香りは、先月号でも紹介された「サーキュエッセンス」の香りです。
 「サーキュエッセンス」は、脳の活性化には最も効果があるとして開発された「香り」です。サーキュエッセンスは、人の7 つのチャクラに相関性のある香りがNo.1〜No.7 まであり、その香りを嗅ぐことで、それぞれに対応するチャクラの活性を促します。そして、すべてのチャクラのバランスを整えるように調合した香りがNo.8。全体のチャクラバランスを整えた後、さらに集中力を高める香りがNo.9です。
 専門書によりますと、このチャクラにもそれぞれ色があり、一番下の第1チャクラが赤、第2チャクラが橙(だいだい)、というように、先ほどの光に含まれるそれぞれの色と対応しているそうです。
ですから、香りとチャクラと色にはそれぞれ相関関係があり、その香りの結晶写真を見ることで、新たな意味が明らかになるかもしれませんね。
 ところで日本の伝統文化である香道(こうどう)では、香りを「嗅ぐ」ではなく「聴く」と言います。
 それではこのページも情緒豊かに、一つひとつの香りを「見る」ことにしてみましょう。

チャクラってなんだろう?
 古代インド哲学によると、私たちの身体にはエネルギー・ネットワークが存在し、それらが集中して交差するのが、尾てい骨から頭頂までの「7つのチャクラ」としています。私たちは毎日、太陽や地球自身から送られるエネルギーをこのチャクラを通して身体の中に取り入れ、噴水のように全身を循環させて、生命を維持しているといわれています。
 取り入れたエネルギーはチャクラで全身のエネルギー・ネットワークに伝えられます。そして、それらのネットワークと重なるようにして走る神経網を通して、内分泌腺のネットワークへと流れたエネルギーは、血液を通じて全身へと巡ります。
 このように、身体の中でエネルギー変換器として重要な役割をしているのがチャクラです。

サーキュエッセンス 1番は、第1のチャクラに当たる香りです。第1のチャクラとは体の場所でいうと、性器及び尾てい骨部になり、色は赤です。このチャクラのエネルギーは、最も肉体的であり、現実的なエネルギーです。また、行動力やリーダーシップなどの積極性とも関わりがあります。 もし、何かを行動に起こさなければならないのに、やる気が出ないとか、慢性的に疲労感を感じている人は、第1チャクラを活性化することで行動力や積極性が現われ、肉体的にもエネルギーが湧いてきたと感じられるようになるといいます。
 さて、この結晶をご覧いただきますと、実に力強いパワーを感じさせる結晶を確認することができました。中央の淵の部分までがきれいな結晶で縁取られ、香りを嗅いでみるまでもなくこの結晶を見ているだけで、力が湧いてきそうです。
                   
サーキュエッセンス 2番は、第2チャクラに当たる香りで、このチャクラは丹田たんでんの位置、または太陽神経叢そうともいわれています。色は橙で、創造力、豊かさとも関係があります。結晶を見てみますと、中心が台形なのですが飾り部分は六方向に伸びる不思議な形状をしています。そして、結晶の中心部分をご覧ください。ほのかにオレンジ色に色づいているのがお分かりいただけるでしょうか。第2チャクラと橙色の関係なのでしょうか。
 自分のビジョンを上手く表現できなかったり、あるいは異性に対して興味が薄れてきたりする場合、この第2チャクラのエネルギーが滞りぎみかもしれません。信頼し合えるパートナーと巡り会いたい方は、この第2チャクラを活性化すると、今よりもさらに魅力的な自分になることでしょう。

サーキュエッセンス 3番は、第3チャクラで胃の位置にあたります。色は黄色で陽気、ユーモアのエネルギーが流れています。ここのエネルギーが滞ると、いくらダジャレを言っても全然うけずに、周りの人をしらけさせてしまいます(というのは冗談です)。胃の弱い人や神経質な人は、このチャクラが弱っている場合が多いようです。良く笑い、鏡に向かって笑顔をつくる練習から始めても良いかもしれませんね。そのような事を考えながらNo.3から現れたいくつかの美結晶の写真を見ていたら、ニッコリ笑う結晶が目に止まりました。なんともユーモアですね。
 結晶の笑顔に出合って思わず笑ってしまいました。


◆丸く現れた結晶は愛の象徴◆

サーキュエッセンス 4番
は、第4チャクラに当たる香りで、このチャクラは心臓に位置し、ハートのチャクラとも呼ばれています。色は緑で植物の色でもあり、人の目にやさしい調和の色でもあります。ちょうど中央に位置するこのチャクラは、愛のエネルギーの通り道ともいわれています。周りの人から愛されていると感じ、周りの人に愛のエネルギーを送るところです。そして、すべての人と繋がっていると感じることで、無限の幸福感を得ることができるのです。もし、自分はひとりぼっちだと感じている人がいたら、この第4 チャクラを活性化することで、周りの人と繋がっていくことができるでしょう。
 そんな孤独感を吹き飛ばすかのように、結晶は二重構造でNo.4の香りを表現してくれました。丸く現れた結晶は愛の象徴なのかもしれません。そしてバックで光っているのは、いわば包み込む愛が表現された結晶です。愛する心と愛される心。どちらもバランスよく保ちたいものです。

サーキュエッセンス 5番は、第5チャクラに相当します。第5チャクラは喉に位置し、色は青です。このチャクラはコミュニケーションのエネルギーの通り道です。
 自分の心の中で思ったことや、感じたことを、うまく身近な人に伝えることができるかどうか、それは第5 チャクラが活性化されているかどうかによります。
 ところで、美しい言葉に結晶は美しい姿で答えてくれます。言霊を形にした映像が結晶だからこそ、私たちは使う言葉を選ばなければなりません。第5チャクラの結晶は、優しく美しい言葉を象徴しているようで繊細な風合いですね。やさしく語れば、いつもは衝突してしまう相手とも、うまくコミュニケーションがとれるかもしれません。

サーキュエッセンス 6番は、第6チャクラに当たる香りで、このチャクラは眉間に位置し、第3の目ともいわれています。色は藍で、目や視覚に関係があります。
 また三次元的な視覚だけでなく、チャクラを活性化することで直感力や透視能力、先見性などの能力が開発されるといわれています。結晶は目にも鮮やか、くっきりとしたものが現れました。中心の「・」は、第3の目を表現しているのでしょうか。
 ところでこのチャクラが弱い人は、ひたすら考えすぎて自分の知識だけで処理してしまいがちなのだそうです。
リラックスする音楽などを聴いて、ストレスを発散し、もっと自分の中の直感力に意識を向けてみるのも良いのではないでしょうか。

サーキュエッセンス 7番は、第7チャクラに相当する香りで、色は紫色で精神性、霊的エネルギーに関する部分です。よくチャネラーが上の方から情報が降りてくるといいますが、それはこの頭頂で受けているからでしょうか? ここのチャクラが開いている人は、高次の情報を手に入れることができやすいので、芸術家、宗教家、哲学家に向いているといわれています。
 結晶は小花のように可愛く開いたものをご紹介しましょう。結晶もまた、氷結した氷の頂点に華開きます。霊的エネルギーを受け取るアンテナを象徴しているようにも見えますね。



◆音楽のように奏でる香りのハーモニー◆

サーキュエッセンス 8番は、今まで紹介した第1から第7までのチャクラをバランス良く調整する香りです。7つの香りを統合したといわれるこの香りから得られた結晶をご紹介しましょう。六角形の中心部に、まるでパズルの最後のワンピースが組み込まれていくような結晶です。開発者の方はこの統合の香りを調合するのに大変な苦労をされたと聞きました。まさにドラマチックな完成を演出した結晶といえるのではないでしょうか。

サーキュエッセンス 9番は、No.8の香りで、全身のチャクラのバランスを整えた後に、集中力をつけるための香りです。結晶は第4のハートチャクラの結晶と似た形状にも見えます。が、さらにパワーアップしたエネルギー結晶からうかがえます。連続写真から迫り来る結晶の勢いが伝わるでしょうか。バックの結晶が全体を包み込みながら中心の結晶に結集していくさまは、まさに、集中力を高めるという香りの性質を見事に表現しています。
ところで各チャクラを音に置き換えると「ドレミファソラシ」の7音階にたとえることができます。そして、美しい音楽を奏でる時、それぞれの音階は正しい周波数を発信しているわけです。ところが、どこか一カ所でも音程がずれていると、音痴ということになってしまいます。

バランスの整ったチャクラは、美しい音楽と同じようにきれいなハーモニーを奏でています。私たちも自分自身のバランスを整え、自然のリズムに共鳴した生活を送りたいですね。

サーキュエッセンス(旧名:チャクラマリノ)

チャクラの部位と働き

チャクラ(部位)

働 き

 第7チャクラ(頭頂)

 宇宙意識

 第6チャクラ(眉間)

 直観力

 第5チャクラ(喉)

 表現力

 第4チャクラ(心臓)

 愛と調和

 第3チャクラ(胃)

 他人を癒す力

 第2チャクラ(腸)

 不屈の精神

 第1チャクラ(仙骨)

 行動力


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