調査背景・目的
近年、「東京都タクシー全面禁煙化」や「首都圏のJR全面禁煙」など禁煙への流れが強まっています。また、神奈川県で全国に先駆け「受動喫煙防止条例」が4月にも施行されることが話題になっています。本調査では、そのような環境における喫煙者の喫煙行動を把握すること、喫煙者・非喫煙者での「たばこ税」増税に対する意識の違いを把握することを目的としました。
調査結果
喫煙者は、男性33.1%、女性19.5%。男性が圧倒的に多いが、50代になると禁煙する人が増える傾向
- 全体で、たばこを「吸っている」人は26.3%、女性よりも男性の方が喫煙率が高い
- 性別×年代別に見てみると「吸っている」のが多いのは、男性は「40~49歳」40.5%で、女性は「50~59歳」25.5%となっている。男女とも年代が下がるほど、喫煙率が低い傾向にある
また、「昔は吸っていたが、現在は吸っていない」に関しては、男性「50~59歳」は43.0%となっている。男性は50代になると健康意識が高まり、禁煙する人が増えるのだと推測される。
男性は路上(灰皿あり)での喫煙率高く、女性は勤務先で吸わない人多数
- 全体で見ると、「喫煙所」が76.5%と圧倒的に多い。他には、「勤務先(屋内)」41.6%、「飲食店」38.5%と続く
- 男女で差が大きいのは、男性は「路上(灰皿あり)」が多く、女性は「勤務先で吸わない」人が多いのが特徴だ
また、女性に関しては「勤務先でたばこを吸わない」と答えた人が21.8%に上り、男性よりも19.5ポイントも高い傾向。女性は、家や外食時だけに吸う人が多いのだろう
神奈川県の飲食店では喫煙しづらい傾向(ただし、n数が少ないため参考値とする)
- 神奈川県在住の人の回答は飲食店が34.3%で、首都圏全体の38.5%より4ポイント以上低い
これは、神奈川県の受動喫煙防止条例により、飲食店で吸いにくくなった現状の表れかもしれない
喫煙マナー、喫煙者は90.3%が「守れている」、非喫煙者は67.2%が「守れていない」。喫煙者と非喫煙者の意識に大きな差
喫煙者には「喫煙時のマナー」、非喫煙者には「喫煙者のマナーについて聞いた。
- 「吸っている」人は守れている計が90.3%に上るが、「昔は吸っていたが、現在は吸っていない」人は守れていない計が53.9%という結果
- 「元々吸っていない人」に至っては、守れていない計が67.2%喫煙者と非喫煙者のマナーに関する感じ方は、意識の差は大きいようだ
10月のたばこ増税、喫煙者で「どちらともいえない」が26.4%。反対多数の中、「反対」とは言い切れない心境も
- 「吸っている」人は、「反対である」と回答した人が63.2%。「昔は吸っていたが、現在は吸っていない人」は、「賛成である」と回答した人が76.6%。「元々吸っていない」人は、「賛成である」と回答した人が79.4%という結果となっている
- 「吸っている」人の中で「どちらともいえない」と回答した人が26.4%いる
これは、たばこは嗜好品だから「反対である」とは言い切れないのか、または、増税を機に禁煙を試みようと思っているのか、他の先進国と比べたら、たばこの値段が安いことが言えるのだろうか
- 自主調査レポートを無料にて配布しております。ご希望の方は下記リンク先のフォームよりお申し込みください。ダウンロード URL をお知らせいたします。
- ダウンロードには 10 日間の有効期限があります。予めご了承ください。
調査概要
| 調査手法 | インターネットリサーチ (クロス・マーケティング アンケートモニター使用) |
|---|---|
| 調査対象 | 首都圏(1都3県)20~59歳の男女・社会人 |
| 調査期間 | 2010年3月10日(水)~2010年3月11日(木) |
| 有効回答数 | 1,600サンプル(年代ごとに均等割付) |